4月21日発売! Dr.クロワッサン『今すぐ直す! 反り腰、巻き肩、スマホ首。』
文・クロワッサン編集部S
みなさん、こんにちは。本誌を担当した60代の編集Sです。
ナイショの話ですが、私は仕事柄、「人を若々しく見せるポイントはどこにあるか」を考えながらこっそり人間観察をしています。カフェなどで、この人一体何歳くらいかな? と気になる女性を見かけたら、さりげなく全身をチェック。肌や髪のつや、表情、ファッションセンス、所作など、若々しさを表すポイントはいくつもあるのですが、最近、「ピンとした姿勢」がいちばんのポイントではないかと思うようになりました。姿勢こそ、隠しようのないその人の生活スタイルと体への意識を表しているのではないかと……。
かく言う私は姿勢に関して全く自信なし。必要最低限の家事以外は座りっぱなし、パソコンやスマホは1日6時間以上使用、運動習慣はなし、電車で座っていると脚が開いてズルズルした姿勢になりがちです。先日の健康診断では若いときより2センチも背が縮んでいました。
このムックで取材をした姿勢アナリストのKAORUさんは、初めてお会いしたとき、その美しい立ち姿に驚きました。まっすぐなラインが体の真ん中にスーッと通っている感じです。同じ60代と聞いてさらにびっくり。
巻頭ページで、40代と60代の読者の姿勢をKAORUさんにチェックしていただいたのですが、自覚はなかったもののまさに二人とも「反り腰、巻き肩、スマホ首」とわかりました。テニス好きなお二人ですが、このまま放っておくと首や肩、腰だけでなく、股関節や膝に痛みが出たり、転びやすくなったり….などの可能性があると聞き、「今から直したい!」とヤル気がマックスに。撮影中もKAORU式ストレッチの習得に熱が入りました。「何歳から始めても体は変わっていきますよ」というKAORUさんの言葉にも勇気づけられます。
このムックではKAORUさんをはじめ、たくさんの人の体を見てきているその道のプロが、誰でもできる「反り腰・巻き肩・スマホ首」の改善法をやさしく解説しています。楽しく続けていくことで体がその動きを覚えて、正しい姿勢へと導き、日常生活がもっとラクになります。ラクに動けるようになると、心も前向きに。これから起きるかもしれないさまざまな関節の痛みなどを防ぐこともできます。姿勢と深く関わっている呼吸法や寝具選びなどもぜひ参考にしてみてください。
目指すは「80代になっても、好きなことができる体」です。
CONTENTS
Dr.クロワッサン(4月21日発売)
今すぐ直す!
『反り腰、巻き肩、スマホ首。』
凝り固まった反り腰、巻き肩、スマホ首
ほぐして伸ばせば、
誰でも美しい姿勢に変わります。
1:実践編
反り腰 ポッコリお腹も腰痛も解消! 骨盤リセットで反り腰を直す。
巻き肩 胸をゆるめ肋骨を下げる深い呼吸で巻き肩は正しいポジションに。
スマホ首 バレエ気分の「エレコア」でスマホ首を改善、すっきり小顔に。
2:習慣・グッズ編
固まる前にこまめにストレッチ。1分伸びで不調を早めに撃退!
姿勢を正して、温め、ほぐす。不調に応える優秀お助けグッズ20。
その枕とマットレスで大丈夫? 自分に合った寝具で負担を減らす。