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早起きで一日たっぷりフル活用 混雑知らずで楽しむ朝の京都の縁日

ほんの少し早く起きれば、意外な穴場が出現。早朝から入れるスポットで、朝限定の楽しみを満喫して。

撮影・中部里保 構成&文・野村美丘(photopicnic)

縁日

国内最大規模の縁日は、狙い打ちしてわざわざ訪れる価値が十二分にあり。ただし、朝市だけは混雑必至、人出が多いほうが楽しくもある。

東寺|弘法市/東寺

毎月21日開催の東寺の縁日、その活況。

市が開かれるのは京都のシンボル、五重塔のたもと。
市が開かれるのは京都のシンボル、五重塔のたもと。
上・ワゴンセール状態の気軽な値段の皿たちから、自分だけの掘り出し物を見つける楽しみ。中・骨董品からがらくたまで、あらゆる種類、あらゆる状態の品物に目移り。露店ごとにそれぞれ個性があり、なかなか歩が進まない。下・ひときわ目を引くアンティークの陶器製招き猫。
上・ワゴンセール状態の気軽な値段の皿たちから、自分だけの掘り出し物を見つける楽しみ。中・骨董品からがらくたまで、あらゆる種類、あらゆる状態の品物に目移り。露店ごとにそれぞれ個性があり、なかなか歩が進まない。下・ひときわ目を引くアンティークの陶器製招き猫。

地元の人たちに「弘法さん」と親しみを込めて呼ばれている弘法市は、毎度1000以上の露店が立ち並び、20万もの人が来場するという、国内最大規模の縁日。骨

董品からがらくた、服、楽器、植木、フードなどなど、多業種のプロによる出店なだけに、朝いちばんの暗い時間のお客は懐中電灯を手に希少な品を探しにくる強者たちがメイン。明るくなってくるとともに、一般のお客たちで賑わってくる。

右・南大門を入ってすぐの『玉三郎』のおでんは、市の名物のひとつ。これだけ選んで800円。飲食スペースもあり。中・サクサクのわかさぎの唐揚げ500円。左・焼き竹の子500円。玉こんにゃくで留めてあるのがかわいい。
右・南大門を入ってすぐの『玉三郎』のおでんは、市の名物のひとつ。これだけ選んで800円。飲食スペースもあり。中・サクサクのわかさぎの唐揚げ500円。左・焼き竹の子500円。玉こんにゃくで留めてあるのがかわいい。

京都市南区九条町1
毎月21日5時ごろ~16時ごろ
近鉄「東寺」駅から徒歩約10分。

門前にもあります、弘法市の日限定の美味!

弘法市の日限定の〈やきもち〉は、店頭で焼いているそばから次々と売れていく人気ぶり。よもぎ餅にあんこがたっぷり。
弘法市の日限定の〈やきもち〉は、店頭で焼いているそばから次々と売れていく人気ぶり。よもぎ餅にあんこがたっぷり。

東寺餅

京都市南区東寺東門前町88
TEL.075・671・7639
営業時間:7時(21日は6時)~19時
毎月6・16・26日休(土日祝の場合は営業、翌日振替休)

普段は川魚販売の専門店だが、弘法市の日だけ炭火で焼いた鰻丼をイートインで提供しているというスペシャル感。肝吸い付きで2,000円。
普段は川魚販売の専門店だが、弘法市の日だけ炭火で焼いた鰻丼をイートインで提供しているというスペシャル感。肝吸い付きで2,000円。

鮒末

京都市南区東寺東門前町86
TEL.075・691・5804
営業時間:10時~16時 不定休
弘法市の日は香ばしいにおいが店頭に漂う。

『クロワッサン』1137号より

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