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【岡崎】何度訪れても感動がある心躍る京都の名所とその周辺を歩く

華やかな都をどりに、花に彩られる庭、今しか見られないアートまで。この春ならではの京都の名所と、ともに巡りたい立ち寄りスポットを案内します。

撮影・福森クニヒロ 構成&文・大和まこ

ここにも立ち寄り

祇園饅頭 工場

できたてを買って頬張る幸せ

【岡崎】何度訪れても感動がある心躍る京都の名所とその周辺を歩く
【岡崎】何度訪れても感動がある心躍る京都の名所とその周辺を歩く

祇園・南座の隣に店を構える『祇園饅頭』の工場があるのは地下鉄東山駅すぐ。歴史は古く文政2(1819)年の創業。戦後にかつての住居を改装して工場にしたと6代目の林純一郎さんが教えてくれた。

春なら桜もちによもぎ餅、名物の志んこと、昔と変わらない手仕事で作られる菓子は、素朴さがあと引く味わい。軒先で買って気取らないおやつにできる気軽さもいい。もちろんおみやげにも。

京都市東山区大井手町103
TEL.075・771・1353
営業時間:10時〜17時30分ごろ 木曜を中心に不定休(土日祝は営業)
地下鉄東西線「東山」駅徒歩1分。

京都伝統産業ミュージアム

京都の伝統工芸を知り、手に入れる

【岡崎】何度訪れても感動がある心躍る京都の名所とその周辺を歩く
右から「箱藤商店」たまご箱 右・7,700円、左・6,600円、平安装束の装束司による巾着「Heishichi」KAMO2万2000円、伏見人形「丹嘉」羽織猫4,840円。
右から「箱藤商店」たまご箱 右・7,700円、左・6,600円、平安装束の装束司による巾着「Heishichi」KAMO2万2000円、伏見人形「丹嘉」羽織猫4,840円。

西陣織や京友禅、京焼・清水焼に伏見人形など74もの伝統工芸が今に伝わる京都。そのすべての文化と技に触れることのできるミュージアムがこちら。

京漆器や竹工芸などの職人技を間近に見たり、組紐を結ぶなど実際に自分自身で体験したり。伝統工芸がグッと身近に感じられる仕掛けが凝縮する。併設のショップでは、工房に足を運ばずとも伏見人形など伝統工芸品が手に入れられるのがうれしい。

京都市左京区岡崎成勝寺町9・1 京都市勧業館みやこめっせ B1
TEL.075・762・2670
営業時間:10時〜18時(入館〜17時30分) 不定休
観覧料500円。
「ミュージアムショップ」
TEL.075・762・2671
営業時間:10時〜18時 不定休
地下鉄東西線「東山」駅より徒歩10分。

平安神宮

華やかなる岡崎の桜スポット

琵琶湖疏水や白川など桜スポットも充実する岡崎エリア。朱塗りの社殿と紅枝垂れ桜とのコントラストが美しい…

琵琶湖疏水や白川など桜スポットも充実する岡崎エリア。朱塗りの社殿と紅枝垂れ桜とのコントラストが美しい「平安神宮」は華やかさもひときわ。

社殿を囲むようにある神苑のうち桜が多いのは南神苑と東神苑。南神苑では社殿との取り合わせを愛で、東神苑では栖鳳池や泰平閣とが引き立て合う桜を眺めたい。

神苑に入る手前の大極殿は平安神宮百三十年祭記念事業として塗り替え工事中なので注意を。

京都市左京区岡崎西天王町97
TEL.075・761・0221
神苑 3月1日〜14日 8時30分〜17時30分(入苑〜17時)、3月15日〜9月30日 8時30分〜18時(入苑〜17時30分)
無休
拝観料600円。
地下鉄東西線「東山」駅より徒歩10分。

『クロワッサン』1137号より

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