冬の不調を遠ざけてひと息つける山田奈美さんの手作りおやつ「いちごの甘酒クラフティ」
甘酒と豆乳、豆腐などを混ぜた生地に、いちごをのせて焼き上げた一品。「甘酒は消化を促し、『気』を増やす性質があり、疲れた体を癒やしてくれるはず」。ノンカフェイン&体を温めるルイボスティーでさらに胃腸にやさしく。
撮影・黒川ひろみ 文・小沢緑子 構成・中條裕子
材料(約4~5人分)
いちご 7個
甘酒 100g
ココナッツミルク 50g
豆乳 50ml
絹豆腐 100g
米粉 40g
バニラエクストラクト 少々
塩 少々
シナモンパウダー 適宜
作り方
1. 甘酒、ココナッツミルク、豆腐、豆乳、米粉、塩、バニラエクストラクトをボウルに入れて、ハンドミキサーなどでよく混ぜ合わせておく。
2. 耐熱容器に1を流し入れ、いちごをのせてグリルで10分ほど焼く。好みでシナモンパウダーをふる。
なじみのある身近な食材や調味料を使って、気軽に作れる和食薬膳レシピが人気の薬膳・発酵料理家の山田奈美さん。おやつも、いつも家で手作り。
「お菓子を自分で作るとなると敷居が高いと思うかもしれませんが、“混ぜて、固めたり焼くだけ”でもおいしく作れます」
今回は今の寒い時季に“体にうれしい”食材を使って、思い立ったらすぐに作れるような簡単おやつと、相性のいいお茶を教えてもらった。
「薬膳では冬は体を温めたり、『気(生命エネルギー)』を補い、巡らせることが、健康で過ごすための秘訣です。おやつも食養生のひとつ。体が元気になる食材を摂るよう心がけていれば、心身ともに不調を遠ざけて若々しさを保つことができます」
『クロワッサン』1133号より
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