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【たらとカリフラワーのレモンオイル煮込み】中川たまさんの切り身で簡単、極上の煮魚

材料をすべて鍋に入れ、オイルを注いで火にかけるだけ。弱火で静かに煮て、たらの身が白くぷりっとしたら完成。レモンの酸味で油っこさが消え、さっぱりいただける。バゲットなどを添えて旨みの沁みたオイルに浸して召し上がれ。

撮影・黒川ひろみ スタイリング・矢口紀子 文・松本あかね

アヒージョを手軽にさっぱりとアレンジ

たらとカリフラワーのレモンオイル煮込み
たらとカリフラワーのレモンオイル煮込み
オリーブオイルは食材の半分の高さまで。直径20〜22cmの鍋を使用。
オリーブオイルは食材の半分の高さまで。直径20〜22cmの鍋を使用。
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たらとカリフラワーのレモンオイル煮込み
オリーブオイルは食材の半分の高さまで。直径20〜22cmの鍋を使用。

材料(2人分)
生たら 2切れ
カリフラワー 1/4個(100g)
ローリエ 1枚
レモン 1/2個
にんにく 1かけ
鷹の爪(輪切り)少々
オリーブオイル 適量
塩 2つまみ
胡椒 少々

作り方
1. カリフラワーは、小房に分け、1cm幅に切る。レモン、にんにくをスライスする。
2. 鍋にオリーブオイルを少しひき、塩を振って水気を取ったたら、カリフラワー、ローリエ、にんにく、レモン、鷹の爪を入れ、オリーブオイルを食材の高さの半分まで入れて中火にかける。沸いたら弱火にし、蓋をする。たらとカリフラワーに火が通るまで煮て胡椒を振る。

おいしく煮上げるポイント

煮魚料理に共通する下拵え。切り身1切れあたり1つまみの塩を両面に振って15分おき、ペーパーで水気を取る。1つまみは指3本で取った量。
煮魚料理に共通する下拵え。切り身1切れあたり1つまみの塩を両面に振って15分おき、ペーパーで水気を取る。1つまみは指3本で取った量。

「ポイントは最初のひと手間と中火の火加減。ほかにコツがいらないのが煮魚のいいところ」と料理家の中川たまさん。「あとは根菜・豆腐・乳製品など素材との掛け算でアレンジできます」

そのひと手間とは。「切り身に塩をして15分おく。臭みや余分な水分を抜いて魚本来の旨みを引き出します」

鍋はアルミや銅の熱伝導のよいものを。直径20〜22cmのサイズなら、切り身2切れが煮汁に浸かりちょうどいい。煮る時間は5〜10分程度。身が白っぽくなり、ぷりっ、ふっくらと弾力が出たら火の通ったサインだ。

  • 中川たま

    中川たま さん (なかがわ・たま)

    料理家

    季節の恵みを大切にしたレシピとおしゃれな器使いが人気。海の幸に恵まれた神奈川・逗子在住。近著『たまさんと魚料理』が重版決定!

『クロワッサン』1129号より

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