酸菜魚【堤人美さんのレシピ】
焼いたり煮たり、調理法を組み合わせながら、魚介をボリューミーなメインに仕上げてくれるフライパン。各国の家庭料理をぜひ新たな定番に!
撮影・小川朋央 スタイリング・しのざきたかこ 構成&文・中條裕子
メリハリのある味わいの煮込みで、辛めのアジア風に。
酸菜魚(スワンツァイユイ)
淡白な印象のタラを 酸っぱ辛い一品に。
酸味としびれる辛味がクセになる、四川の魚料理。淡白な味わいのタラの新たなおいしさに出合える。茹でた中華麺を和えて食べても美味。
【材料(2人分)】
銀ダラ 3切れ
塩 少々
こしょう 適量
片栗粉 少々
高菜漬け 100g(ざく切り)
A[にんにく 1かけ(つぶす)、しょうが皮つき薄切り 1かけ分、赤唐辛子 1本(折って種を除く)、花椒の実(ホール)小さじ2]
酒(あれば紹興酒)大さじ3
水 3カップ
しょうゆ 小さじ1
酢 大さじ1
ごま油 小さじ2
香菜 1把
花椒(パウダー)適宜
【作り方】
1.Aとごま油をフライパンに入れて弱火で炒め、香りが出たら網などで花椒の実を除く。銀ダラは水気をふいて塩、こしょう少々をふり、片栗粉を薄くまぶす。
2.1のフライパンに高菜を加え、中火で2分ほど炒めたら端に寄せ、タラを入れて両面1分ずつ焼く。
3.2に酒をふり、水を加えて強火で煮立たせ、しょうゆ、酢、こしょう少々で味を調える。器に盛り、好みで花椒(パウダー)をふり、香菜の葉先を摘んで散らす。
『クロワッサン』1119号より
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