お米って、ほんとに湯煎で炊けるんだ…（しかもめちゃ美味しい）。【編集部こぼれ話】
8月23日発売の『クロワッサン』1124号「防災・防犯アップデート。」特集号のこぼれ話をお届けします。
防災にまつわるページをさまざま作ってきた私ですが、意外と触れてこなかったテーマが、「非常時クッキング」。今回は「お湯ポチャレシピ®」を提案している、管理栄養士の今泉マユ子さんにしっかり教わりました！
お湯ポチャレシピ®は、高密度のポリエチレン袋（アイラップなど）に食材を入れて、湯煎するというシンプルな調理法で作る料理のこと。
深めの鍋に皿を敷いて、水を半分くらいの深さまで入れたら準備万端。カセットコンロで水を沸騰させたら、食材入りの袋を沈めて加熱し、所定の時間が過ぎたら火を止めて蒸らす。これでおしまい。ほ、ほんとにこれで料理できるの？と思ったら、パスタは少ない水でしっかり茹でられるし、オムライスだってできちゃう。
何よりおどろいたのは、白米。
無洗米でも精白米でもOKで、いつもの水加減より少し多めの水を入れたら20分加熱、10分蒸らして……ほかほかで美味しすぎるごはんの完成‼ むしろいつものごはんより、ふっくらつやつやに炊けているかも…。これから、毎日のお米もお湯ポチャレシピ®で炊こうかしらと思うくらい。
聞けば、今泉さんは足を骨折してギプス生活を送った1か月ほどお湯ポチャレシピ®で料理を作り続けたとか。普段のご飯にも導入したくなる、手軽でおいしい調理法だと実感しました。
非常時の疲れたときに食べたくなるのは、きっと温かなごはん。いざというときに焦らぬように、普段からぜひ試してみてください。何より手軽でおいしいですよ。
（編集N）
8月23日発売の『クロワッサン』最新号は「防災・防犯アップデート。」
昨今の頻発する地震に、「備えを見直さなきゃ……」と危機感を持った方も多いのではないでしょうか。また、年々威力を増す豪雨の影響も侮れないうえ、毎年のように大きな被害を生む台風シーズンも到来。日本に暮らす限り、自然災害は逃れがたいもの。だからこそ、正しく知って、正しく備えることが大切です。……でも、何から始めたらいいの？
今号のクロワッサンは、そんな焦りや不安を持つ人にぜひお届けしたい「防災・防犯アップデート」特集です。この10数年で防災の知見はぐんと広がり、便利でスマートな防災グッズも増えています。そして、非常時に気にしておきたい防犯のことも併せて解説しました。防犯もまた、さまざまなサービスや知恵が生まれているジャンルです。どちらも大切なことは、「アップデートする」こと。一度備えたら終わり、ではなく、最新の知識を楽しみながら得られる1冊になりました。2024年の備えの教科書として必読です！
