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琉球鑑定士・ミウマさんがアドバイス、東京・日枝神社でやっておきたいこと。

おでかけついでに運気もアップ!
琉球鑑定士・ミウマさんに聞いた、今年ぜひ訪れたい関東近郊のパワースポットを紹介。

撮影・青木和義 文・長谷川未緒

東京・永田町|日枝神社

父親の神猿(まさる)像の足をなでると、物事がスピーディーに進む。

江戸城の鎮守であった日枝神社は、徳川将軍家の産土神(うぶすながみ)として崇敬されてきた。例年6月には山王祭が開催され、2年に1度鳳輦(ほうれん)と神輿が氏子の町内を巡る、神幸祭も行われる。
江戸城の鎮守であった日枝神社は、徳川将軍家の産土神(うぶすながみ)として崇敬されてきた。例年6月には山王祭が開催され、2年に1度鳳輦(ほうれん)と神輿が氏子の町内を巡る、神幸祭も行われる。

鎌倉時代に創建された日枝(ひえ)神社。御祭神は山の神様・大山咋神(おおやまいくのかみ)で、家内安全、商売繁盛などの御利益がある。社殿前には狛犬ではなく、猿が山の神の使いとされたことから夫婦の「神猿像」が置かれている。社殿右が父猿、左側の子を抱いているのが母猿だ。

父猿像は商売繁盛、社運隆昌、母猿像は家内安全や安産、良縁などに御利益あり。
父猿像は商売繁盛、社運隆昌、母猿像は家内安全や安産、良縁などに御利益あり。

「神猿の音から、勝る、魔が去るに通じる神猿像。父猿をなでると縁起がいいといわれています。とくに足をなでると、フットワーク軽く動けるようになり、ほかの人に負けないスピードを意識したい今年にぴったりです」

まさる守。「日々の仕事をがんばるなら青、新しいことを始めるなら白を」。大800円、小600円。
まさる守。「日々の仕事をがんばるなら青、新しいことを始めるなら白を」。大800円、小600円。
末社の猿田彦神社。「新しいことを始めるときに拝むと吉」
末社の猿田彦神社。「新しいことを始めるときに拝むと吉」
表参道の山王男坂。正面の鳥居から53段の石段が続く。
表参道の山王男坂。正面の鳥居から53段の石段が続く。

●東京都千代田区永田町2・10・5 
TEL.03・3581・2471 
6時~17時(授与所・朱印所8時~16時)

琉球鑑定士ミウマさんに聞いた、今年訪れたいパワースポット

琉球鑑定士・ミウマさんがアドバイス、東京・日枝神社でやっておきたいこと。

「今年は軽やかな格好で、アクティブに外に出かけていくことが開運行動なので、大人の遠足はいいテーマですね」

と語るのは、琉球鑑定士のミウマさんだ。九星気学によると、今年は三碧木星(せんぺきもくせい)。仕事運がほかの運を引っ張り上げてくれる年だとミウマさんは言う。

「仕事といっても、日々のルーティンワーク全般、家事なども含まれます。仕事運が上がり日常がスムーズに流れることで、健康運や出世運、金運などにも連鎖していくのが今年の流れです」

商売繁盛などの御利益で仕事運を上げてくれる神社に行く、スピーディーに行動する、新しいことを始める、積極的に外出するといったことが、開運アクションに。また、三碧木星は水や木、雷と相性がいいので、きれいな水や大木がある場所、雷にちなんだ場所もエネルギーをチャージできる。

「木は見るだけでもいいのですが、触るとさらに元気になれます。僕は神社に行くと、御神木の前に立って深呼吸をしてから軽く手をあてています。ときには木を見上げて長時間眺めていることも。心が落ちつき、力が湧いてくる気がするんです」

干支の甲辰(きのえたつ)は三碧木星の運気と似ていて、水や龍にちなんだ場所、まっすぐ伸びる木、朝日などの東のエネルギーを感じられるものがパワーアップのキーワード。攻めの姿勢で、迷わず、ぐんぐん進むことで、負けない自分を作れるという。今回は、そんな開運ワードにちなんだ、ミウマさんおすすめのスポットを紹介してもらった。

「運はどこからでもいくらでも持ってきていい。遊びに行くついでにパワースポットを訪ね、楽しい時間を過ごしてプラスの言葉を口にする。そしてめでたい人間でいることが、最高の開運アクションになると思います」

  • ミウマ

    ミウマ さん

    琉球鑑定士

    琉球風水志シウマさんの母に、九星気学、姓名判断、四柱推命、人相学など占いの基礎を学ぶ。四柱推命と姓名判断をベースにした鑑定を行っている。

『クロワッサン』1116号より

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