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新玉ねぎと梅干しのスープ【野村紘子さんのレシピ】

爽やかな酸味が魅力の梅干しは、夏バテ予防に最適のスーパーフード。
普段の献立に上手に取り入れて、暑さに負けない体を作ろう。

撮影・木村 拓 文・嶌 陽子

新玉ねぎと梅干しのスープ

新玉ねぎと梅干しのスープ【野村紘子さんのレシピ】

新玉ねぎの甘みとほのかな酸味が好相性のやさしい味わい。
味が足りない場合は、鶏のスープなどを少し足しても。

【材料(作りやすい分量)】
新玉ねぎ 4〜5個
水 5カップ
だし昆布 10g
梅干し 2個
薄口醤油 小さじ1
粗挽き黒こしょう 適量

【作り方】
1.鍋に黒こしょう以外の材料を全て入れ、中火にかける。
2.沸騰したら弱火にし、新玉ねぎに火が通るまで20〜30分ほど煮る。
3.仕上げに黒胡椒を挽いて器に盛る。

爽やかな梅の力で元気をプラス!

「“夏は酢”とは、昔からよく言われていること。疲労回復やミネラル吸収に効果的とされるクエン酸が豊富な梅は、夏バテ予防にぴったりです」

そう話す野村紘子さん。毎年6月になると梅干しや梅とりんご酢のシロップなどを作るのが恒例になっている。

「梅干しは、チャック付きの密閉袋を使って漬けると、壺などで作るより手軽でおすすめですよ。梅とりんご酢のシロップジュースは、毎年夏になるとお客さまにお出しして喜ばれています」

今回は梅干しのほか、梅を使ったレシピの数々を教えてもらった。どれもさわやかな風味で、暑い時季でも食欲をそそること間違いなし!

「我が家の梅干しは塩分12%ですが、家庭によって、また市販のものも塩分濃度はさまざま。味つけに使う醤油や塩などは、梅干しの塩分濃度に合わせ、味見をしながら少しずつ加減していってください」

おいしくて、体にもよい梅の力を借りて、夏の元気をチャージしよう。

野村さんの梅干し作りのコツ

新玉ねぎと梅干しのスープ【野村紘子さんのレシピ】

●梅は黄色く熟し、香りの強いものを選ぶこと。まだ青い場合は2〜3日おいて黄熟させる。
●塩分は12%、塩分が少ないとかびる心配がある。焼酎も忘れずに。
●しっかりとしたチャック付きビニール袋(ジップロックのLが丈夫でおすすめ)を使う。1kgの梅が平らになるように入れてチャックを閉め、1〜2日に1度、上下を返す。透明の袋だと中が見えるので、水分が上がってきたときにも分かりやすい。
●10日ほどおいて上がってきた梅酢は白梅酢として使える。これにアクを抜いた赤紫蘇を加えたものが赤梅酢。
●梅雨明けに土用干しとして3日3晩干す。

※詳しい作り方は野村紘子さんの著書『娘へ継ぐ味と心 消えないレセピ』を参照。
  • 野村紘子

    野村紘子 さん (のむら・ひろこ)

    料理家

    料理上手の母から多くを学び、40年以上にわたって料理教室を開催。著書に『受け継ぎたいレセピ』(誠文堂新光社)など。

『クロワッサン』1118号より

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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