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「だいどこ道具 ツチキリ」店主の土切敬子さんが手みやげに推薦!『井の頭公園カフェ』の「アップルパイとキッシュ」

撮影・青木和義 文・辻さゆり

甘いものとしょっぱいもの、どちらも食べてほしい。

「三鷹の森ジブリ美術館」の向かいにあるテラス席のあるカフェ。サンドイッチ、キッシュ、焼き菓子や飲み物を店内でいただけ、テイクアウトも可能。紅玉を使用したアップルパイは650円、里芋のキッシュは600円。
「三鷹の森ジブリ美術館」の向かいにあるテラス席のあるカフェ。サンドイッチ、キッシュ、焼き菓子や飲み物を店内でいただけ、テイクアウトも可能。紅玉を使用したアップルパイは650円、里芋のキッシュは600円。

自身が良いと感じた台所道具だけを扱っている『だいどこ道具 ツチキリ』の店主・土切敬子さん。お薦めの手みやげは、東京・三鷹にある『井の頭公園カフェ』のアップルパイとキッシュだ。

「1年ほど前にワン友さん(愛犬を通じた友人)に、犬と同じ空間でお茶が飲めると教えてもらったお店です。これはありがたいと伺ったところ、焼き菓子や飲み物のおいしさにびっくり! それから頻繁に通うようになりました」

手みやげの基準は「普通においしい、じゃなく、めちゃくちゃおいしいもの」。

「アップルパイは苦手だったのですが、この店で食べて好きになりました。生地がサクサクでフィリングは甘酸っぱく、ちょうどよいとろけ具合。シナモンが入っていないのも好みです。キッシュには、冬は大きな里芋がのっていたり、夏はトウモロコシがたくさん入っていて、中身がとてもジューシー。手みやげにする時はすぐに食べていただきたいので紙袋のまま。『今、買ってきた〜』感が大事なので(笑)」

店で個展を開く時は、お昼ご飯を食べる時間がない作家さんのために、いつでも食べられるように用意しておくことも。

「持ち帰りやすくボリュームもあります。お店のテラスで犬と一緒にいただく時は、温かい食べ物は熱々を、飲み物はサーモスのマグカップに入れてくださいます。そんな気遣いがうれしいのです」

テラスで飲むのはたいてい、コーヒーかカフェラテ。けれども、普段はコーヒーを飲むのは朝だけで、仕事の合間となる3時のお茶の時間は、ほうじ茶や玄米茶、紅茶を飲むことが多い。

「将来、お茶道具のお店も開きたいと思っており、いろいろなお茶やお菓子に興味があります。そのお店に『井の頭公園カフェ』さんの焼き菓子を置けたら最高ですね」

「だいどこ道具 ツチキリ」店主の土切敬子さんが手みやげに推薦!『井の頭公園カフェ』の「アップルパイとキッシュ」

●井の頭公園カフェ(いのかしらこうえんカフェ)
東京都三鷹市下連雀1・14・7 ビューノ三鷹の森1F 
TEL.0422・57・4423 
営業時間:9時30分〜17時、火・水曜休。

  • 土切敬子

    土切敬子 さん (つちきり・けいこ)

    「だいどこ道具 ツチキリ」店主

    テキスタイルデザイナーを経て、自宅を改装した『だいどこ道具 ツチキリ』(https://keitoco.stores.jp/)を2017年に井の頭公園駅近くにオープン。著書に『おしゃべりな台所道具』(オレンジページ)。

『クロワッサン』1112号より

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