あるとうれしい万能選手、「めんつゆ」の作り方と活用法【重信初江さんのレシピ】

出来上がり量：500ml
保存期間：5〜6日（冷蔵）

だしは昆布、かつお節、さば節、干ししいたけなど、好みのものを組み合わせて。「濃いめにだしをとると料理に使う際に水で調節できるので便利。完成後、半日以上おいたほうが角の取れたまろやかな味になります」

【材料（作りやすい分量）】
醤油・みりん 各1/2カップ
濃いめのだし 2カップ

【作り方】
1.みりんを小鍋に入れて煮立てる（下写真）。途中火がつくこともあるので注意。煮立つまで加熱する。
2.醤油とだしを入れて煮立ったら火を止める。

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【材料（2人分）】
豚こま切れ肉 150g
玉ねぎ 1/2個（1cm幅に切る）
じゃがいも 2個（大きめの一口大に切る）
にんじん 1/3本（小さめの乱切り）
サラダ油 大さじ1/2
A［水 1カップ、めんつゆ 大さじ4］

【作り方】
1.フライパンに油を熱して豚肉と玉ねぎを入れ、色が変わるまで中火で2分ほど炒める。じゃがいもとにんじんを加え、さらに1分炒める。
2.Aを注ぎ、煮立ったらアクをすくい、落とし蓋をしていもが柔らかくなるまで中火で8〜10分煮る。

市販の調味料を買っても、使い切らないうちに賞味期限が過ぎてしまったり、塩気や甘さなどがいまいち好みに合わなかったり……。「それなら自分で作ってみませんか」と提案するのは料理研究家の重信初江さん。

「複雑な工程はなく、材料さえ用意すれば、火にかけるか混ぜ合わせるだけ。新鮮な味わいが楽しめます」

そこで今回は、おなじみの調味料の作り方と、それを使った料理を教えてもらった。奥行きがありつつも、くどくはなく、やさしい味わい。保存料などは一切入っていないので、体に安心な点もうれしい。その分、日持ちは市販のものより短いため分量は少なめに作って、早めに使い切るのがおすすめだ。

「手作り調味料の一番良いところは、塩気や辛さ、甘さなど、味を自分の好みのものにコントロールできることです。今回紹介するレシピをベースにしながらいろいろトライして、ぜひ自分の好みの味を見つけてください」