優しく滋味ある味わい、干し椎茸の白菜煮【藤井恵さんのレシピ】
旨みを含んだ汁が、そのまま出汁になる食材を使ったレシピを、藤井恵さんに教わります。
撮影・小川朋央 スタイリング・荻野玲子 構成&文・中條裕子 撮影協力・UTUWA
干し椎茸の白菜煮
干した椎茸とエビと、ダブルの旨みが染み込んだ白菜は、ほとんど調味料を加えずとも、優しく滋味ある味わいに。あっさりした印象の白菜だが、実はこちらもグルタミン酸を多く含む食材。
【材料(2人分)】
干し椎茸 4枚
干しエビ 10g
白菜 400g
酒 大さじ1
砂糖 小さじ1/4
塩 小さじ1/3
片栗粉 小さじ1
【作り方】
1.干し椎茸はさっと洗い、ひたひたの水で冷蔵庫で一晩戻しておく。干しエビはぬるま湯大さじ1をかける。
2.干し椎茸の軸を除き、3~4等分のそぎ切りにし、戻し汁は水と合わせて1カップにしておく。
3.鍋に4cm角に切った白菜、2、干しエビ、酒を入れて火にかけ、煮立ったら蓋をして20分煮る。
4.砂糖、塩を加え、水大さじ1で溶いた片栗粉を入れて混ぜながら煮立て、火を止める。
『クロワッサン』1102号より