防災のプロが日ごろからチェックしている3つのアプリ。
各地で防災セミナーを開催しているNPO法人プラス・アーツの小倉丈佳さんに、押さえておくべき防災の知恵を聞きました。
撮影・三東サイ イラストレーション・山口正児 文・一澤ひらり
小倉さんが防災情報を入手するために使っているアプリは「Yahoo!天気」「NHKニュース・防災」「特務機関NERV(ネルフ)防災」。
「普段使うのは『Yahoo!天気』です。風水害は雨と川の情報を収集する必要がありますが、それが両方見られるほか、気象庁の『キキクル』など、様々な情報をこれ一つで得られます。
『NHKニュース・防災』はテレビニュースをライブ配信で見ることができ、ハザードマップや河川情報もわかる。『特務機関NERV防災』は防災情報が一通り押さえられ、操作が簡単で知りたい情報がわかりやすい。事前にダウンロードして慣れておくといいですね」
●Yahoo!天気
時間ごとの天気や雨雲レーダー、紫外線、熱中症などの情報、気象関連のニュースまで、一つのアプリの中に情報が集約されている。
●NHKニュース・防災
NHKが配信する様々なニュースや速報、天気予報や各地の災害情報、避難情報が得られる。放送同時提供やライブ配信も行っている。
●特務機関NERV防災
地震、津波、噴火、雨雲レーダー、河川水位、「キキクル」までリアルタイムに防災気象情報が得られる。利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して情報を提供する。
『クロワッサン』1100号より