「部屋を自分で塗り替えた」、ブロガー・ユキコさんが自宅を模様替え。
気軽に、気楽に、ときに大胆に。自宅を模様替えしたブロガー・ユキコさんの実例を紹介。
撮影・中村ナリコ 文・松本あかね
少しだけ冒険したら、家が生まれ変わった。
部屋を自分で塗り替えたら、暮らしへの愛着が増しました。
塗装の剥げたレンジフードを自分の好きなネイビーに塗り、次にキッチンの天井の汚れを解消するために始めたペンキ塗りが、最後はダイニングとリビング全体に及んだ顛末はユキコさんのブログにも詳しい。
その間およそ1カ月。ワンルームでひと続きになったキッチンとLD(リビング・ダイニング)の天井を3分割して3日で塗ったのを皮切りに、キッチンの壁、LDの壁と一人で果敢に塗り進めた。
「天井がきれいになったら今度は壁が気になりだして。質感が違うし、養生テープを外すときに壁紙の一部を剥がしてしまったので、その修繕も必要で後戻りができなくなりました」
ペンキは同じ白でも温かみのある2種の色を使い、LDの外壁側の壁一面は、調湿効果のある漆喰で仕上げた。
「漆喰をコテで塗るのは初めてでしたが、購入した漆喰の商品レビューに『どんなふうに塗っても味が出る!』とあったのに励まされました」
子どもたちの反応も良好だ。
『クロワッサン』1090号より