設計士、インテリアデザイナーの小林マナさんが手みやげに推薦!「レピキュリアン」の「ヌガー・ド・モンテリマール」
撮影・青木和義 文・辻さゆり
箱を開ければ歓声があがる、蜂蜜の甘さが優しいヌガー。
設計事務所imaを主宰し、『マリメッコ』の店舗設計をはじめ、インテリアデザインや建築設計を手掛ける小林マナさん。お薦めの手みやげは、事務所に近い東京・吉祥寺『レピキュリアン』のヌガーだ。
「スタッフが誕生日ケーキを買ってきてくれてこの店を知りました。おいしいなと自分で買いに行き、見つけたのがこのヌガー。カラフルな可愛さに感激し、味に感動。ヌガーといっても歯にくっつくようなべたつきはないんです」
商品名の「モンテリマール」は、フランス南部にあるヌガーが特産の町。オーナーの金子哲也さん自身がおいしいと思えるヌガーを作りたいと、試行錯誤の果てにたどり着いたのがこの味だ。甘味には蜂蜜を使用。たっぷりとナッツを入れたヌガーをウエハースで挟み、一口大にカット。フランボワーズやショコラ味もあり、断面は芸術的と言えるほど美しい。
「週末しか営業していないこともあって、買いに行くとものすごい行列でなかなか買えない。うちでは『幻のレピキュリアン』って呼んでいて(笑)、運が良ければ買えるという感じです。日持ちがするので、あらかじめ買える時に買っておいて『これ、なかなか買えないのよ』と言って手みやげで渡しています。うちにお友だちを招いた時には、食後でお腹いっぱいでも、ワインのお供にちょっとつまめるスイーツとして重宝しています」
ワインなどのお酒も好きな小林さん。甘いものを食べるようになったのは、『マリメッコ』の仕事でフィンランドに頻繁に行くようになってからだそうだ。
「お昼ご飯が終わったすぐ後にみんなお菓子を食べるんです。それもシナモンロールなどの大きな菓子パン! 打ち合わせごとにお菓子が出てくるのに慣れて、お三時にお菓子を食べるクセがついてしまいました。ご飯も大好きだから、太っちゃって大変なんですよ(笑)」
●レピキュリアン
東京都武蔵野市吉祥寺南町1・9・5
TEL.0422・46・6288
営業時間:12時〜18時(土・日曜、祝日のみ営業)。
『クロワッサン』1092号より
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