新じゃがのミモザサラダ ウフマヨネーズ風 【福田里香さんのレシピ】
活けた花々、木々の葉を眺めるように色彩や質感のグラデーションを楽しみ、旬の素材を存分に味わうサラダです。
撮影・馬場わかな
新じゃがのミモザサラダ ウフマヨネーズ風
じっくり茹でた根菜の滋味を楽しむ、見た目にも春を感じるサラダ。
みんなが大好きなじゃがいもを卵、酸味の利いたマヨネーズソースで。
【材料(作りやすい分量)】
じゃがいも 5個(1個約130g)
卵 4個
オレガノ 数本
A[プレーンヨーグルト 50g マヨネーズ 20g ビネガー小さじ 1 芥子 小さじ1/3 塩 小さじ1/4]
【作り方】
1.鍋に洗った皮つきじゃがいもとたっぷりの水、塩適量(分量外)を入れ、竹串がすっと通るまで(目安は火を点けてから30分)茹でる。熱いうちに皮をむき、冷ます。
2.冷えている卵を沸騰した鍋に入れ、12分茹でる。冷水に取って冷まし、殻をむく。黄身と白身を分ける。白身はみじん切りにする。
3.半分に切った1を切り口を上にして器に並べる(座りが悪い場合は底をナイフで水平に削ぐ)。
4.Aの材料を混ぜて3にかけ、卵の白身をのせる。黄身を網で漉しながらふり、オレガノをのせる。
目に鮮やか、食べれば内からエネルギーが循環するような美しいサラダ。提案するのは菓子研究家の福田里香さん。春からが旬の野菜を使い、もてなしの席にもふさわしい。
「花やグリーンを愛でるように、素材の持つ繊細な色彩、質感や香りをサラダでも楽しむ試みです」
さらに旬の野菜が持つ力を引き出すこまやかな調理を施し、軽やかかつ、滋味深いサラダに仕上げた。五感で味わう一皿を体験してほしい。
『クロワッサン』1092号より