いちごとマスカルポーネのサラダ、 ジャンボンのタルティン 【福田里香さんのレシピ】
活けた花々、木々の葉を眺めるように色彩や質感のグラデーションを楽しみ、旬の素材を存分に味わうサラダです。
撮影・馬場わかな
いちごとマスカルポーネのサラダ、ジャンボンのタルティン
チーズといちごとハムは黄金のトライアングル。
果実の甘みと酸味はサラダにぴったり。
パンにのせ、ジャンボンと合わせてタルティンに。
【材料(4~6人分)】
いちご 1パック
マスカルポーネ 120g
A[オリーブ油 大さじ1 はちみつ 大さじ1 レモン果汁 大さじ1]
薄切りパン 4~6枚
薄切りジャンボンハム(生ハムでも)60g
レッドペッパー 適宜
【作り方】
1.いちごはヘタを取り、縦半分に切って、ボウルに入れる。
2.1にAを加え、ゴムべらで軽く水分が出るまで混ぜる。マスカルポーネを加えて、よく混ぜる。
3.パンに2を盛り、ジャンボンをのせ、タルティン(オープンサンド)にする。好みでレッドペッパーをふる。
目に鮮やか、食べれば内からエネルギーが循環するような美しいサラダ。提案するのは菓子研究家の福田里香さん。春からが旬の果物を使い、もてなしの席にもふさわしい。
「花やグリーンを愛でるように、素材の持つ繊細な色彩、質感や香りをサラダでも楽しむ試みです」
さらに旬の野菜が持つ力を引き出すこまやかな調理を施し、軽やかかつ、滋味深いサラダに仕上げた。五感で味わう一皿を体験してほしい。
『クロワッサン』1092号より