くらし

コロナでなかなか会えない離れて暮らす親、どんな親孝行ができますか?【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】

カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。

  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸

【お悩み】

コロナ以来、地方で離れて暮らす一人暮らしの母親の家にめっきり行かなくなりました。
本当は家の片づけや掃除を手伝ったり、話し相手にもなりたいのですが。
母はあまり電話が好きでなく、かけても数分で話は終わってしまうし、機械が苦手なのでテレビ電話も嫌がります。何かほしいものはないかと聞いても何もないとのこと。
離れて暮らす親にはどんな親孝行ができると思いますか?(50代・事務職)

たいっしー(以下、た) 自分が食べておいしかったものをほんの少しだけ送るっていうのはどうかな? もしお母さんが嫌いなものだったらご近所に渡してもらえばいいんだし。高価なものじゃなくても、ちょっとした調味料や、ふりかけとかでもいいと思うな。

ふなっしー(以下、ふ) 旬のものとか、旅先で食べておいしかったものとか、お互いに負担にならないものがいいなっしな。

 しばらくしたら電話して「あれおいしかった?」って聞いてみたりしてね。そこから話が広がるかもしれないし。電話が苦手なら、長く話さなくてもいいんだから。

 出かけた先の絵葉書や写真なんかを送るのもいいと思いますなっし。お母さんも一緒に出かけた気分になってくれるかもしれないなっし。

 それもいいね。結局、一番の親孝行って自分の元気な姿を見せることだと思うんだ。だからしょっちゅう会えなくても、写真をちょくちょく送るだけでも充分だよ。

 ふなっしーも毎月母梨に会って元気な姿を見せてますなっし。いつもお母さんのことを気にかけてるって伝えることが一番大事だと思うなっし!

【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】

採用された方には、ふたりの直筆による”幸せメッセージカード”(卓上サイズ)をセットで差し上げます。
林家たい平

林家たい平 さん (はやしやたいへい)

落語家

1964年生まれ、埼玉県秩父市出身。武蔵野美術大学卒業後、林家こん平氏に入門。レギュラー出演中の『笑点』で披露するふなっしーネタが評判。http://www.hayashiya-taihei.com/

ふなっしー

ふなっしー

2011年、千葉県船橋市の名産品・梨をPRする非公式キャラ「梨の妖精」として誕生。2022年は地上降臨10周年。毎月27日(ふなの日)20時〜『ふな ふな ブシャらじお』を「274ch.」公式YouTube、Instagramにて生配信中!

『クロワッサン』1082号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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