くらし

土屋鞄が手掛ける、ガラス器の専門店「TSUCHI-YA」職人技が光る「切子のガラスペン」が新発売。

土屋鞄製造所がプロデュースする、ガラス器の専門店「TSUCHI-YA(つちや)」は、シンプルで優美なデザインと、実用性を兼ね備えた、切子などのガラスペン全3型を発売中。東京・浅草のかっぱ橋道具街に今年オープンした「TSUCHI-YA 浅草合羽橋本店」と、ECサイトで販売。

ガラスの美しさ際立つシンプルで優美なデザイン、実用性も追求

左から、ランダムに繊細なしま模様のカッティング「切子」、均等ならせんになるよう、丁寧に2回、ねじりを入れた匠の技が光る逸品「螺旋」、上部にらせん状のカットを施し、真ん中にねじりを入れた「切子螺旋」。
「ガラスペン 三角 切子 」(9,900 円/約15cm、約17g)、「ガラスペン 三角 切子螺旋」(1万1,000円/約13cm、約15g)、「ガラスペン 三角 螺旋」(1万3,200円/約13cm、約14g

新商品「ガラスペン 三角」は、その名の通り、断面が三角の珍しい形状のガラス管をガスバーナーで熱し、絶妙な力加減でペンの形に仕立てている。持ち手部分の上部、わずか1センチ幅の面にしま模様やらせん状の極細のカットを施すほか、バーナーワークにより均等に2回、割れないように繊細なねじりを入れた。全てが手作業で、職人技が光る逸品。またガラス本来の美しさが際立つよう、無色透明で、シンプルな意匠に。光の反射で切子の模様とねじりを入れた部分がキラキラときらめき、書く時間をより豊かにしてくれる。
実用性もこだわり、三角の形状が手にすっとなじみ、持ちやすいのが特徴。素材は、実験器具などにも使われる、軽さと耐久性に優れた硬質ガラス「ホウケイ酸ガラス」を採用。最小モデルで14グラムと軽量ながら、割れにくい。ペン先の摩耗が少ない点も、文房具好きの人に嬉しいポイント。ペン先をインクに浸して使うガラスペンは、万年筆と異なり、水ですすぐだけで、別のインクに替えられる。

「ガラスペン 三角」のデザインを担当した、ガラス職人 駒﨑裕太郎氏。

「ガラスペン 三角」のデザインを担当した、ガラス職人 駒﨑裕太郎氏は、元々は土屋鞄のランドセル職人。「TSUCHI-YA」を運営する一創で2020年から、江戸切子などのガラス器の開発に従事。ホウケイ酸ガラスは、その硬さゆえ、加工する際の力加減が難しく、切子ではあまり使われない素材。駒﨑氏は、バーナーワークで磨かれることでカット面がなめらかになることを想定し、鋭いカッティングを丁寧に入れている。“革は傷つきやすく、ガラスは割れやすいため、どちらも丁寧に扱わなければいけない。ランドセル製造で培った細かい部分まで気を配り、丁寧に扱う姿勢を、ガラス器の制作にも生かしたい”と話している。

ガラス器の専門店「TSUCHI-YA」

オリジナル商品の「ワイングラス」(6,600 円)。砂を吹き付け表面を削り緻密な模様を描くサンドブラスト加工を、脚(持ち手)の部分に施した。雪の結晶などに見られる六角形をデザインし、クリスマスギフトとしてもおすすめ

浅草の店内には、水やお茶を飲むのにふさわしい透明のガラスのコップを中心に、ワイングラスやロックグラスなどの酒器、カラフェ(水差し)、花器など約 1000 点を揃える。統工芸士の切子職人や国内外で活躍するガラス作家らによる、現代のライフスタイルと日常になじむデザインのガラス器とガラス工芸を展開。「TSUCHI-YA」は、土屋鞄が育んできた“ものづくりへの思い”を込めたショップ名で、丁寧な手作業による“日本製のガラス器”の魅力を発信する専門店。ガラスペンの試し書きもできる。今後も、“現代のライフスタイルと日常になじむデザインのガラス器とガラス工芸”をテーマにした商品を展開予定。

『TSUCHI-YA浅草合羽橋本店』
住所:東京都台東区西浅草 2-5-4
営業時間:10時~17時、定休日 火曜日、年末年始

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。