国宝、ピカソ、ベルばら…いま訪れたい東京のミュージアムと7つの展覧会。
街そのものが表現体のような東京。今訪れたいミュージアムはここ!
撮影・中村ナリコ、黒川ひろみ 構成&文・松本あかね
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
開催中~2023年1月22日(日)
名画商が収集した第一級のピカソ・コレクションが初来日。
[ 上野]国立西洋美術館
●往時の姿を取り戻した前庭も鑑賞ポイント。
国立西洋美術館は20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエが設計し、1959年に完成。2016年には近代建築運動に貢献した建築物として、世界文化遺産に登録された。
今春、約1年半ぶりにリニューアルオープンし、建築家の設計時の意図を蘇らせた姿を見せてくれている。
再開館後の企画展第2弾の本展では、ピカソ、マティス、クレー、ジャコメッティの第一級の作品が展示されることが話題に。名画商、ベルクグリューンのコレクションから97点が来日。
そのうちピカソ作品35点を含む76点が日本初公開だという。ベルクグリューン自ら探し出したという、アンティークの額で額装された作品を鑑賞できる点もユニークだ。
東京都台東区上野公園7・7
TEL.050・5541・8600(ハローダイヤル)
9時30分~17時30分(金 ・土曜は20時まで。入館は閉館の30分前まで)
月曜休(祝日の場合は翌平日休)、年末年始休
一般2,100円 ※日時指定予約制 https://www.nmwa.go.jp