ボルサリーノの関好江さんの4つの開運ごはんレシピ。
撮影・黒川ひろみ 構成&文・長谷川未緒
食べれば人生が変わる 開運ごはん。
【仕事運】を上げたいときは出世の象徴とされる鶏肉を。
「鶏肉は中国では出世のシンボル。むね肉を食べれば、不滅の持久力を持つ渡り鳥のようなパワーで、疲れ知らずに働けます」と関さん。豆腐などの白い食材はものごとに勢いをつけてくれるので、新しいスタートにもおすすめ。
あっさり、さっぱり食べやすい、豆腐タルタルソースのチキン南蛮。
【材料(作りやすい分量)】
鶏むね肉 1枚(約200g)
A[酒 大さじ1 おろし生姜 小さじ1 らっきょう酢 大さじ1]
片栗粉 適量
油 約大さじ1
B[酢・砂糖・醤油 各大さじ1]
豆腐タルタルソース[絹豆腐150g ゆで卵1個 甘酢漬けらっきょう(刻む)5〜6個
柴漬け(刻む)10〜15g 酢 大さじ1 オリーブオイル 小さじ1 砂糖 大さじ1/2(らっきょうの甘さによって調節) 塩・胡椒 各少々]
青ねぎ 適宜
【作り方】
1.鶏むね肉をそぎ切りにしてビニール袋に入れ、Aを加えて揉みこみ、30分ほどおいて片栗粉をまぶす。
2.フライパンに油をひき、1を揚げ焼きにする。
3.肉に火が通ったら余分な油をふき、Bを流し入れて絡め焼く。
4.3を皿に盛り、豆腐タルタルソース(豆腐をキッチンペーパーに包み電子レンジ600Wで1分加熱、重しをのせ水切りしてつぶす。ゆで卵を泡立て器などでつぶす。材料をすべて合わせ混ぜる)をかけ、好みで小口切りにした青ねぎを散らす。
【対人運】を上げたいときは ゴーヤでありのままの自分に。
「ゴーヤはリラックスとテンションアップを叶える食材。フレンドリーで陽気な沖縄のみなさんのように、くつろぎながら素の自分でいられます」。合わせた塩昆布のような海藻類は、波紋のように人間関係を広げてくれる、とも。
箸が止まらない大人の苦味、ゴーヤとツナのおひたし。
【材料(作りやすい分量)】
ゴーヤ 1本
ツナ缶 1缶(70g)
塩昆布 5g
かつおぶし 3g
醤油 小さじ2
塩 少々
【作り方】
1.種とわたを取って薄切りにしたゴーヤに塩を振ってもみ、15分ほどおいて軽く絞る。
2.沸騰した湯に1を入れ、1分ほど茹でる。
3.2をさっと水にさらして水気を絞り、他の材料とあえる。
【家庭運】を上げたいときは お米でしっかり土台作り。
お米は家庭や健康の土台を作り、精神も安定させてくれるので、穏やかな暮らしを育む。「茶色は人の和や家庭の和、丸い形は円満を表します。茶色くて丸い、このおにぎりを食べれば、家庭円満になりますよ」
ほっとする甘じょっぱさ、五平餅おにぎり。
【材料(作りやすい分量)】
ごはん 1合
片栗粉 大さじ1
くるみ 50g
白すりごま 大さじ1
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1と1/2
酒 大さじ1
砂糖 大さじ3
八丁味噌 小さじ1
白ごま 少々
【作り方】
1.ごはんをボウルに入れ、片栗粉を加えて麺棒などで叩き粗く潰す。
2.1を6〜8個に分けて、丸くし、20分ほどおいて表面の水分を飛ばす。
3.くるみをビニール袋に入れて叩いて砕き、残りの材料と混ぜてたれを作る。
4.2に3を塗り、グリルやトースターで軽く焦げ目がつくまで焼く。
【金運】を上げたいときは ぴりっと辛いししとう。
貯金箱のモチーフになるほど富のイメージがある豚の肉を使った、ししとう巻き。「ピリッとした辛みは金運にいいので、たまにある辛いししとうは大当たり。また、ししとうは運気を分け与えるので、みんなで金運アップしましょう」
お弁当のおかずにも、ししとうカレー肉巻き。
【材料(作りやすい分量)】
ししとう 8〜10本
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)100g
スライスチーズ 2枚
塩・胡椒 各少々
片栗粉 適量
油 適量
A[酒・醤油 各大さじ1 みりん 小さじ2 砂糖 小さじ1 カレー粉 小さじ1/2]
白ごま 適量
【作り方】
1.ししとうを縦半分に切り、適当な大きさに切ったスライスチーズをはさむ。
2.塩・胡椒した豚肉で1を巻き、片栗粉をまぶす。
3.フライパンに油をひいて2を焼く。
4.3が焼けたら余分な油をふき、Aを加えて絡め焼く。器に盛り、ごまを振る。
『クロワッサン』1074号より