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あの人が「パワーをもらえる場所」とは? 編集部スタッフの私的パワースポットもご紹介。

夏に訪れたい、水辺や神社など涼しげな気が流れる場所。せっかくなら2022年後半への弾みをつけるべく、パワーを感じられる場所へ。

撮影・黒川ひろみ 文・松本昇子

編集部スタッフの私的パワースポット。

あの人が「パワーをもらえる場所」とは? 編集部スタッフの私的パワースポットもご紹介。

●東京の亀戸(かめいど)天神。本殿に向かって右の神楽舞台の裏に、おいぬさまと、3体の亀の形をした石が。本殿にお参りした後、必ず挨拶に行ってから帰ります。

●東京の築地にある波除(なみよけ)神社。仕事納めには必ずお参りしている。築地市場もすっかり様変わりしたけれど、ずっと変わらず清々しい境内がありがたい。

●家族の体調の回復を祈願したのを機に20年ほど、折にふれて神奈川の寒川神社に参拝しています。晴れはもちろん、雨でも暗い気持ちにならない、美しい気に満ちています。奥にある神嶽山神苑のお茶どころも素晴らしく、そこの池が見える席でお抹茶をいただくと、浄化されるような気分に。境内や近くの店で売っている八福餅もおいしい。

●「願いごとがあるなら浅草寺へ。そして叶えていただいたら必ずお礼に行くこと」と、ある方からアドバイスを受けました。以来、何かあるときは些少だけど納めて、祈祷をお願いして、その件が済んだらお礼としてもう一度祈祷を頼んでいます。お礼に行くとより心がスッキリ。たとえ100%叶ったのでなくても(無理めの願いごとなどもあるし)、またお願いしたい案件をお願いしやすいような気がします。年初にお詣りして、前年のお礼を兼ねて祈祷していただいたとき、帰り道に大きな契約が取れたということも。観音さまがお土産を持たせてくれたと思いました。今はオンラインでもお願いできることになっているそうです。

●長野の善光寺7年に1度のご開帳に伺いました。絶対秘仏とされているご本尊は日本最古の仏像だそうで、山奥の信濃の国になぜそんな仏様がいるのか、その神秘に惹かれます。前回のご開帳のときにも行っていて、そのときと今回いただいたミニ回向柱(えこうばしら)が2本並んでうちの神棚コーナーに置いてあります。ちょっと派手なのも気に入っています。

●昨年行った宮崎県の高千穂にある、天岩戸神社のパワーはすごかった……ように思いました。「この木の扉の向こうは天岩戸(そこは撮影厳禁)」というところを写真に撮り、iPhoneの待ち受けにしています。その後、無事に息子が大学に合格したので我が家的にはありがたいご利益。万々歳。

●上野の東京国立博物館の、法隆寺宝物館が好き。所蔵品も素晴らしく、MoMAやギンザシックスを手がけた有名建築家による、モダンで涼やかな建物。エントランス前のエリアには浅く水が張ってあり、目にも涼しげです。上野の喧騒から少し離れた、静かな別世界を味わえます。

●近所の神社「土地神様」を見直すようになりました。有名神社に数年に1回行くより、近くの神社に何度も行くほうがご利益はある、と聞きます。地元の埼玉県草加の浅間神社は、大きすぎず小さすぎず、普段は静かで人もおらず、ゆっくり歩いてぼんやりするのにはちょうどいい。自宅近くの土地神様を調べて、心のお付き合いというか、頻繁にお参り。各県の神社庁ホームページから調べられます。

●東京都の日暮里(にっぽり)・舎人(とねり)ライナーが好き。日暮里から見沼代親水公園まで20分ちょっと、340円ですが車窓からの眺めがいい線路が高い位置にあり、おどろくほど空が広くリラックスできる。用事がなくても乗る価値があると思っている。5両編成だが、一番前か一番後ろに座れるとより眺めが楽しめる。沿線には西新井大師もある。

●明治神宮の宝物殿前の美しい芝生の広場が大好き。上京したての頃、同郷の友人と訪れて「やはり首都は違う!」と大感動。東京はコンクリートジャングルという勝手なイメージが覆った。都内の大型公園はすべてパワースポット。美しく整備された公園、武蔵野の自然を残した公園がたくさんある東京は本当に恵まれています。

  • 中川正子

    中川正子 さん (なかがわ・まさこ)

    写真家

    2011年に東京から岡山市に移住後、国内や世界を旅しながら撮影を続けている。年内に新作写真集発売と展覧会開催を計画中。

  • tara

    tara さん (たら)

    モデル

    チェコ、クロアチアの国立劇場でバレエのソリストとして活動後、2016年に日本でモデルデビュー。ヴィーガン料理のレシピ開発なども行う。

  • 高橋美賀

    高橋美賀 さん (たかはし・みか)

    MOON mica takahashi COFFEE SALON店主

    2018年6月より、新宿御苑の森の近くで、月の満ち欠けに合わせて喫茶営業をしている。喫茶メニューの開運フードはカフェオレとプリン。

  • 石塚久美子

    石塚久美子 さん (いしづか・くみこ)

    美容ライター

    大学在学中より記事を執筆。30代にはセルフケア関連の取材を増やし、自身もタイ古式マッサージなどのボディワークや栄養医学を学ぶ。

『クロワッサン』1074号より

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