ヘアロスの悩みに寄り添う、髪を寄付するヘアドネーション。
撮影・久々江 満(商品)、古谷利幸(F-REXon・人物) 構成&文・今井 恵
美しい髪へとお手入れしたくとも、病気やその治療、また何らかの要因で髪を失ってしまった人もいる。
そんな人のために“ヘアドネーション”に参加する女性が増えている。髪を長く伸ばし、ウィッグ製作のために寄付するチャリティのことだ。髪を大切にしながら、ヘアロスに悩む人を気にかけ、寄り添う気持ちを持つことも忘れずに。
伸ばした髪を人のために生かす、ヘアドネーション。
コロナ禍に「仕事以外で人の役に立てることはないか?」と、本誌編集者Aが行ったヘアドネーション。ホームページを見て志に共感したNPO法人Japan Hair Donation&Charity(ジャーダック)に、伸ばした髪を寄贈。
ジャーダックのサイトhttps://www.jhdac.orgの「髪の毛を送る」にヘアドネーションの方法が記載。ウィッグは18歳以下の子どもが受け取れる。
かぶるだけで、スカーフを巻いたようなアレンジに。
さまざまな要因で髪を失ったり、薄毛に悩む女性が前向きな気持ちになれるように開発された「カーサリス」。頭にかぶるだけでスカーフを巻いたように心地よくフィット。地肌に触れる裏地はやさしいガーゼ素材を採用。
『クロワッサン』1068号より
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