【試して納得】肌や好みの洗い心地で選びたい、ボディタオル4種。
撮影・黒川ひろみ 文・板倉ミキコ
ホームセンターや生活雑貨店などの売り場で日本らしさを痛感するのが、入浴用のボディタオルの品揃えの多さです。
海外ではスポンジやボディブラシが主流ですが、何も使わず手で洗うだけだったり、石鹸を直にこすりつけて洗う、などと言った話も聞くので、日本人のボディタオルほど老若男女が使っているとは思いません。
世界一清潔好きとも言われる日本人。銭湯が市民生活に浸透し、客の背中を洗う“三助”と呼ばれる人もいた江戸時代から、手ぬぐいでしっかり体を洗わないと汚れが取れた気がしない、と言った感覚が全国民に浸透したのかもしれません。
さて、私のボディタオルの歴史は、子供の頃のど派手なピンク色のナイロンタオルに始まり、何十枚とナイロンものを使い続け、おしゃれなボディブラシも使ってみたり、手のひらで洗う方法も試しましたが、やっぱり手ぬぐい感覚のボディタオルがしっくりくる…と結論づけた今日この頃。でも、デリケートになったエイジング肌への刺激を最小限に止めるため、素材は吟味せねばなりません。
そこで今回ご紹介するのは、同シリーズで展開するボディタオルです。
自然素材100%なのが綿、麻、絹。そしてトウモロコシ由来の繊維(ポリ乳酸)でできたものを合わせて4種類の品揃え。使ってみないと肌との相性は分からないので、大人の贅沢と思い切り、4種まとめて購入してみました。
素材だけでなく、繊維の編み方も4種4様。
一番優しい肌当たりなのは綿でしたが、なかなか泡立ちにくく、4種の中で1番乾きにくい、という気もしました。
麻は想像通りのシャリッと感があり、しっかり洗い上げたいという人向き。速乾性があるのも魅力です。
1番泡立ちがいいのがトウモロコシ由来の1枚。麻以上に乾きやすく、肌への当たりは優しいので、実用性の高さでいったらNo.1かもしれません。
ただ、個人的には天然素材100%ということと、昔から美肌効果があると言われる絹の魅力には抗えませんでした。でも泡立ちは控えめで肌当たりは強めなので、撫でるように洗うのにはぴったりな感触。
汗をあまりかかない冬場は絹で優しく撫で洗い、夏場は麻で爽快に洗い上げる、というパターンに落ち着きそうです。(ライターMikiko)
<商品概要>
■商品名:自然素材100%のボディタオル(綿・麻・絹)(すべて税込 綿 660円・麻 825円・絹 1,045円 )
■商品名:とうもろこし由来 泡ボディタオル(税込 770円)
■販売:クロワッサンの店