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今こそ、いい気が流れる社寺への参拝旅に出かけよう。

気分の赴くままに旅をすることが叶わなかったこの2年。少し遠出ができるようになったら、いい気が流れる社寺への参拝旅に出かけよう。ファッション&占いエディター青木良文さんや、社寺旅作家、御神酒研究家の大浦春堂さんのおすすめは?

撮影・黒川ひろみ イラストレーション・庄野紘子 文・黒澤 彩

強力な開運を目指すなら、吉方旅行に挑戦。

九星気学で割り出される吉方位へ旅をする吉方旅行。青木さんは実践しているのだそう。

「自分が住んでいるところからの吉方位を調べて行き先を決めます。何キロ以上移動して何泊すべきかなど、こだわればきりがありませんが、あまりルールに縛られずに楽しめばいいのではないでしょうか。肝心なのは、社寺を参拝し、天然の温泉に浸かり、その土地の食材を食べること。それだけはいつも守っています」

まずは神社やお寺に参拝する。
まずは神社やお寺に参拝する。
その土地の食材、郷土料理を味わう。
その土地の食材、郷土料理を味わう。
温泉に浸かって体を清める。
温泉に浸かって体を清める。
まずは神社やお寺に参拝する。
その土地の食材、郷土料理を味わう。
温泉に浸かって体を清める。

社寺に泊まれる! 宿坊で心静かに過ごす旅。

一方、大浦さんは神社やお寺での宿泊体験を勧める。

「気が合うなと思う場所は、何度訪れてもいいものですよね。好きな土地との縁を深めることでも運気が開けていくと思います。宿坊に泊まれるお寺や神社は全国にありますが、関東では、埼玉県の三峯神社に年に一度は泊まりに行きます。温泉で体を清め、食事をいただき、ゆっくり過ごした翌朝、真っ白な霧のなかでお参りをすると、〝ご神気〟を浴びたような心持ちになりますよ」

吉方位へ赴くか、縁ある土地をリピートするか。きっとどちらの旅も運気を上げてくれるはず。

大浦さんが泊まりがけで参拝に行く三峯神社の拝殿。朝は御祈祷に参列し、神恩感謝とその年の平安無事の祈りを捧げる。
大浦さんが泊まりがけで参拝に行く三峯神社の拝殿。朝は御祈祷に参列し、神恩感謝とその年の平安無事の祈りを捧げる。
宿坊の興雲閣は拝殿のすぐ隣。
宿坊の興雲閣は拝殿のすぐ隣。
大浦さんが泊まりがけで参拝に行く三峯神社の拝殿。朝は御祈祷に参列し、神恩感謝とその年の平安無事の祈りを捧げる。
宿坊の興雲閣は拝殿のすぐ隣。

●三峯神社(みつみねじんじゃ)

埼玉県秩父市三峰298・1
TEL.0494・55・0241
興雲閣の宿泊は大人1泊2食付で1万2250円。現在は電話でのみ予約受付中。新型コロナウイルス感染拡大防止の対応はHPを参照。
https://www.mitsuminejinja.or.jp/kounkaku/

  • 青木良文 さん (あおき・よしふみ)

    ファッション&占いエディター

    雑誌『フィガロジャポン』のファッションと占いページを担当するほか、多くの女性誌で占いの企画を手がける。トークショーも人気。

  • 大浦春堂 さん (おおうら・しゅんどう)

    社寺旅作家、御神酒研究家

    旅と社寺をコンセプトに執筆。『御朱印と御朱印帳で旅する神社・お寺』『神様が宿る御神酒』などの著書がある。

『クロワッサン』1060号より

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