米に味がしみしみ。きりたんぽ鍋【ヒャダインの台所 Vol.31】
12月10日発売のクロワッサンは、冬の食卓特集! 冬と言えば鍋。ヒャダインさんに鍋レシピをリクエストしました。
今日のメニュー。
テーマが鍋、ということで、こりゃ参った。
家に誰か呼んで鍋をする、なんてことがほとんどないもので。男独り身ってこんなもんですよ。なんで一人鍋をやることにしました。誰にも忖度しなくていい鍋なんで好きな鍋にしようと思って、きりたんぽ鍋に決めました。好きなんですよ、秋田名物きりたんぽ鍋。
以前後輩と専門店に行って食べまくるくらい好きです。きりたんぽってたんぽ餅を切ったものを指すらしいですね。長いたんぽ餅を切って“きりたんぽ”なわけですね。勉強になりますねー。都内のスーパーでもパウチされたきりたんぽが販売されているので楽に作れます。まあ、米を固めたものなので言ってみればオニギリみたいなもんです。
なので鍋に入れすぎると崩壊しちゃうんですね。だって米だもん。なので野菜や肉が仕上がったあとにパパっと入れて食べるとふっくらしたままで美味しいわけです。鶏肉の旨味が溶け出したダシを吸った米は唯一無二です。そう。鍋って一期一会で唯一無二なんですよね。その日の材料やコンディションで毎回味が変わる。
今年は一人鍋たくさんやるぞー。
【きりたんぽ鍋のヒャダイン流レシピ】
<材料(作りやすい分量)>
鶏もも肉 300g(からあげ用などでOK)
長ネギ 1本
白滝 1/2袋
ごぼう 1/2本
せり 1束(春菊でもOK)
舞茸 1/2袋
きりたんぽ 3本
比内地鶏だし(鍋用だし)1袋
作り方
1. ごぼうをささがきにして酢水につけてアクをとっておく。
2. ネギ、白滝、せり、舞茸は食べやすい大きさに切る。
3. きりたんぽはラップして90秒レンジでふっくら温めておく。
4. 鍋に出汁を入れて沸騰したら、鶏肉とネギと白滝と舞茸とゴボウを入れる。
5. ゴボウからしっかり味が出たらきりたんぽを入れる。
6. 食べる直前にせりを入れて出来上がり!