洗濯機や冷蔵庫の下と奥の壁面、手が届かないところはどのようにすればよい?
普段の生活で苦手な掃除は何? そんな問いを立て、編集スタッフに大調査。知的家事プロデューサーの本間朝子さんとダスキン サービスマスター事業部マネジャー小松拓也さんのお二人に話を聞いて、かゆいところに手が届くプロの意見をQ&Aでお届けします!
撮影・岩本慶三 文・板倉みきこ
【Q】洗濯機や冷蔵庫の下と奥の壁面、手が届かないところはどのようにすればよい?
【A】
冷蔵庫周辺の掃除は、冷蔵庫そのものを移動させてしまったほうが早い。
「多くの冷蔵庫は、前面下にあるカバーを外すと前脚(キャスター)があって、固定を解除すれば女性でも簡単に動かせます。ただ、床を傷つけてしまう可能性もあるので、掃除前に冷蔵庫の中身を整理して軽くし、移動の際はコンセントが抜けないよう注意してください。洗濯機も移動可能な台座に載せれば掃除がしやすくなります。どちらの場合も、周囲には物を置かずにスッキリさせておけば、いつでもサッと移動させて掃除ができます」(小松さん)
ホコリが溜まりやすく、カビの原因になる洗濯機下はカバーしてしまうのも一案。
「プラスチックダンボールで覆いを作る人もいますが、私は換気扇フィルターをマジックテープで貼り付けています」(本間さん)
ステンレス洗濯機置き台
本間朝子(ほんま・あさこ)さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した自身の経験から、無駄な時間と労力を省く「知的家事」を考案。著書に『ゼロ家事』(大和書房)など。毎月無料家事セミナー開催。
小松拓也(こまつ・たくや)さん
ダスキン サービスマスター事業部マネジャー。掃除用品の販売や家事代行など、暮らしの中の“キレイ”を提案する会社「ダスキン」に勤務。現在、ハウスクリーニング部門で活躍中。
『クロワッサン』1024号より
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