アートストレージとホテルの複合施設「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」が墨田区にオープン。
コンテンポラリーアートの新しい拠点
「KAIKA 東京」は築54年の倉庫ビルを再生した、アート作品を公開保管しておく「アートストレージ(収蔵庫)」とホテルが融合したコンテンポラリーアートの新しい拠点。
KAIKA(カイカ)という施設名称には、見せる収蔵庫を意味する“開架”という意味に加え、日本のアート文化を広め“開化”させたい、さらに将来的にはアーティストの才能“開花”をサポートしたい、という思いが込められている。
国内外の観光客に人気のアートや文化の施設を持つ墨田区は、幅広い文化芸術活動を促進し、「KAIKA 東京」もその一環となることを目指す。
1F、B1Fの共用部に設計したアートストレージは、日本を代表する6つのアートギャラリーが公開保管スペースとして利用し、来訪者に特別な空間体験を提供。
宿泊者以外も利用できるバーラウンジや、地階にある宿泊者専用ラウンジなどもアートストレージに隣接。アートの裏側を身近に感じることができる。
その一環として実施した、館内に収蔵・展示するアート作品の公募「KAIKA TOKYO AWARD」では、審査員を東京藝術大学大学美術館長・教授および練馬区立美術館館長の秋元雄史氏とレディー・ガガの履くヒールレスシューズの作者として知られるアーティストの舘鼻則孝氏が務め、受賞作品は館内共用部に収蔵・展示。
これらの作品は、アート・コミュニティプラットフォーム「ArtSticker(アーティストを直接支援することを目指すプラットフォーム、多彩なジャンルの作品を収録。)」に掲載。オンライン上でも鑑賞することができ、他の人の感想ものぞくことができる。
また、グランドオープンを記念し、舘鼻氏による企画展 “舘鼻則孝「FORM AND COLOR」”を、8月16日(日)まで1階の「STORAGE 1」で開催。
客室は、ストレージ空間の雰囲気を引き継ぎながら、落ち着きと心地良さを感じる素材や色で設計。個室タイプ10種類73室を用意。定員2名、4名の客室を中心に6名部屋までさまざまなバリエーションの客室になっている。
「BAR KAIKA」は1階のアートストレージ区画に隣接したバーラウンジ。
夜は宿泊者以外も利用でき、薫り高い日本茶カクテルやコーヒー、ジャパニーズフィンガーフードを楽しめる。飲食監修はTHE SHARE HOTELSの「KUMU 金沢」も手掛けた「おまめ舎」(石川・野々市)が担当。お茶の楽しみかたを現代に提案する「EN TEA」(佐賀・嬉野)が厳選した高品質の茶葉を使用、茶釜等の茶道具は金工作家・竹俣勇壱氏が制作・監修。コーヒーは地域のコミュニティカフェとして知られる「東向島珈琲店」(東京・墨田)がセレクトしたシングルオリジン豆を使用。
朝は宿泊者限定で、メインメニューが選べる朝食を用意。
営業時間:バータイム 19時~24時(Lo.23時30分)全52席
建物の1F エントランスに面したアートストレージ区画「STORAGE 1」では、アーティストやギャラリー、コレクターにフォーカスした企画展を定期的に開催。宿泊者以外も鑑賞できる。
1F フロント横のスーベニアショップ「SHOWCASE」では、アートストレージの入居ギャラリーの所属アーティストに関するプロダクトや書籍、作品等を販売。
B1F 宿泊者専用のラウンジでは、隣接するアートストレージやKAIKA TOKYO AWARDの受賞作品を眺めながらくつろげる。電子ケトル、電子レンジ、お皿・カトラリー類、 ランドリー 、自動販売機も自由に使える。
『KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS』
グランドオープン日:7月15日(水)
住所:東京都墨田区本所2-16-5
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