11月、ウー・ウェンさんの撮影におじゃましました。
簡単なのにおいしくできるレシピを、クロワッサンはじめさまざまな媒体で教えてくれるウーさん。が、憧れのウーさんにやっとお会いできるのに、なんと風邪を引いてしまった私…日頃の体調管理、猛省です。
ウーさんが今回紹介してくれたのは、内臓に働きかけるスープと五色のお粥。中国では白い食材は潤いをもたらすと考えられていて、冬に特におすすめとか。
豆乳とカリフラワーだけのスープは、少量の塩こしょうだけのアクセントなのに、甘みが際立ち、まさに「ほっこり」、するすると飲めて体もぽかぽかになります。れんこんとスペアリブのスープも、肺に潤いをもたらすれんこんにスペアリブの出汁がしみ、すりおろしれんこんのとろみもついて、胃にも喉にもやさしい一品。お粥も、初体験の黒米粥や緑豆粥を、ちりめんじゃこや松の実、クコの実を添えていただきました。基本味付けなしで、自分の好みで調理するお粥は、日本だと病気のときのイメージですが、中国では朝昼晩、季節も問わず、いつでも食べる料理だとか。しかも「食べる」ではなく、正しくは「飲む」もの。日本のお粥より水分多めで、さらさらとして主食の扱い。