総合運
吉と出るか、凶と出るかはここまで、あなたが培ってきたものに左右される星回り。自分の気持ちにまっすぐに、必要な努力を積み重ねてきた人には大きな発展が期待できそうです。一方、先延ばしグセや不調など、無理を重ねてきた人は「積み重ね」のネガティブな面が目立ってきます。心を入れ替えて溜まったものを一掃する、生活を改めるなど、根本的に改善することでさまざまな運が少しずつ整っていくでしょう。
新たなことにチャレンジする場合は、新しいことにイチからチャレンジするよりも、すでにある知識や経験を活かしてこそ有意義な機会にできるはず。 そうした背景を踏まえて見ていくと、この上半期は運気のアップダウンの振り幅が気になります。3月までは何かと思うようになりません。普段なら滞りなく進んでいるはずのことが急に不調となるのです。今までのやり方が通用しないとわかって試行錯誤したり、ライバルを意識しすぎて自分らしくない選択をしたりと、思うにまかせないことも多いかもしれません。 その後、4月は好調ながら5月は再び運気が落ち込み、6月は好調で7月が思ったほどでもなく……といった具合に、落ち着かない人も多いでしょう。大きな方向転換をはかるよりも、現状維持で柔軟にやっていったほうが実りは大きそうです。
対人運
人間関係は、すべての運に通底する重要な要素。2024年はそのことが、例年以上にくっきりとビビッドな出来事として現れそうです。約束を反故にしたり、意地悪な言動をしたりすれば、どんなときも「信用ならない人」という先入観を持って対応されますし、評判としてジワジワ広がっていきもします。といっても、あなたがそんなふうに振る舞う姿もなかなか想像できません。積極的にまわりの人とコミュニケーションを取っていけるあなたなら、多少のズレはあっても円満な関係を築いていけるでしょう。ただ「これに関しては絶対に譲れない」とこだわっているテーマに関しては、そのつもりはなくともルールを度外視してしまったり、皆と違う行動を取ったりしがちかもしれません。よく説明し、周囲の理解を得ることはいつも以上に大事な要素と言えそうです。
特に2月は、思ってもみなかった相手から苦言を呈されるようなこともありそうなので、少し注意が必要でしょう。 上半期のなかで対人運が好調なのは4月。バタバタしがちな新年度ですが、あなたの発言によってチームが団結できたり、情報共有がスムーズに運んだりしそうな見通しです。初対面の人にも積極的に働きかけて、絆を強めていきましょう。
恋愛運
恋を探している人も、カップルの人も、愛やパートナーシップを考える前に「今の自分にとって、何が幸せと言えるのか」ということをしっかりと掘り下げてみて。そこがブレると、今年の恋愛運はどこか心もとないものになりがちです。たとえば相手に求める条件にしても、大して気にならない項目まで盛り込んでいたならば、それはどんどん外していくのが正解。仮に世の中的にその条件を求める人が多くても、あなたが気にしないならノイズになるだけです。すっきり整理したうえで、人との接点を積極的に持ってみましょう。
既婚カップルは絆が強まる好調期。もちろんお互いがお互いをしっかり見つめていることがベースにあってこそですが、過程や愛の土台をより確かなものにできるときです。日常生活で起こる出来事も、ふたりで協力し合って解決に臨めば、「見直した」「惚れ直した」などと関係強化につながっていきそうです。 マンネリ気味なのが気になっている場合は、思い出の場所でデートをしたり、付き合い始めた頃に一緒に観た映画を再度鑑賞したりと、ふたりの目線を重ねるアクションをしてみると良さそう。歩んできた道を確かめ合うように、愛も深まっていくはず。
金運
お金について学ぶことで、金運全体が安定する年。「名前を聞いたことはあるけれどよくわからない」「知っておかなくちゃと思っているけれど……」などと思っている制度や用語がある場合、この機会に腰を据えてインプットに努めてみるといいでしょう。ただ、不安にさせるつもりで申し上げるわけではないのですが、あまり質の良くない情報商材や投資セミナーが視野に入ってきやすい暗示も出ています。信頼できる企業やサービスを選ぶのはもちろんのこと、1ヵ所に留まらず幅広く情報収集をするように意識するといいでしょう。うまい話には裏があります。儲け話に乗るよりも、スタンダードな手法がいい選択となります。家計全体では、収支をしっかりと控えて堅実な選択を心がけて。