総合運
下半期の最初の月、8月から9月にかけてはやや不安定な時期。運気も気持ちもろうそくの炎のように揺れやすく、なかなか安定した状態になりません。かたちのないものが不安定なばかりでなく、環境や人間関係も今までとは違うものになりつつあるでしょう。人間の脳は常日頃から膨大な量の情報を処理しているため、できるだけ省力化するようにできています。よって、変化という負担がかかることを嫌う傾向にあるのですが、人間もまた変化というと「なんか怖い」「これ以上悪くなったらどうしよう」などとネガティブな受け止め方をすることが多くあります。
さて、この変化の下半期において、八白土星の人はどう過ごしたらいいのでしょうか。私からひとつご提案なのですが、「ピンチをチャンスに」という使い古されたワードを意識して動いてみると、チャンスにできる切り口がたくさんあることに気付けるのではないかと思います。10月、一時的に運気が落ち込みますが、そこには同時に新たな「始まり」も内包されています。自分の手でそれを守ろうと思えたとき、11月以降の日々を上昇気流に乗せていけるはずです。
特に2023年1月の運気は一気に上るので、「未来は良くなる」と思っていただいて大丈夫です。
対人運
今まで仲よくしてきた人との関係性に変化が訪れそう。何かと温度差を感じやすかったり、「この人、変わっちゃったなあ……」と感じることが増えたりと、寂しい思いをすることもあるかもしれません。ただ、相手も相手で人生を生きて、今はお互いの視線が混じり合わない時期に来ているのでしょう。無理をして付き合ったり、ストレスを溜めたりするよりは少し距離を置いたり、別の人間関係を模索したりするとよさそうです。SNSでのつながりも、「ちょっと最近、あまり価値観が合わないな」と感じる相手がいるのなら、ミュート機能などを上手に使ってみたいところです。
理由もわからず、なんとなくつれない態度を取られているのなら、「どういうこと?」などと問いつめてもめぼしい答えはもらえない予感。悲しくても相手を信じたい気持ちがあるのなら、現状維持で11月後半頃まで待ってみるというのも良い選択です。その頃になると、停滞していた対人運も復活。何でもなかったように関係が復活したり、もしくはより信頼できる人との関係が生まれたりと、嬉しい展開が期待できるだろうと思います。
12月、明けて1月の対人運は好調に。クリスマスや年末年始は、楽しい時間になることでしょう。
恋愛運
こんなことを申し上げてはがっかりさせてしまうかもしれませんが、8月から11月半ばまでは不安要素が多そう。関係性が安定したカップルであっても、過去の疑念がふたたび持ち上がったり、相手の人間性が信頼できない状態になったりと、心穏やかでいられない時間がありそうです。ましてや片思いや、これから出会う人が相手では、不安はシビアに感じられるでしょう。
ただ、もしこの時期に「急に連絡が取れなくなった」「ウソをつかれた」といったことがあったなら、お付き合いに至る前に手を引くのはいい選択。おそらくですが、頭では「何かあったに違いない」「根はいい人のはず」などと考えても、あなたの心の警告音は高らかに鳴り響いているはず。もしうまくいっていたとしても、より大きな不安になっていたことは想像もつくでしょう。付き合う前に、気づけてよかったのです。すぐにそうは思えなくても、11月下旬以降は気持ちの整理もついて、新しい幸せに気持ちを向けていけるはず。
おそらくですが、12月から1月にかけてはあなたがあなたらしく、穏やかな気持ちで恋を楽しめる相手との出会いも期待できるはずです。カップルの人も、時期をおさえて相手の本質をよく見てみたいところです。
金運
変化が多い時期だけに、金運もなかなか安定しにくいよう。「来月、このくらい入ってくるはずだから」と計算してお金を使ったら入金が遅れるなど「取らぬ狸の皮算用」を地で行くようなこともありそうです。手元にないお金は使わない、リスクの高い投資はしないと、これ以上波風を増やすようなことはやめておきましょう。副業をしている人、フリーランスで頑張っている人など、収入が月によって変動する人は、思ったほどお金にならなかったり、入金まわりのトラブルに見舞われたりと、心労を抱えることも。頑張ったことがフイにならないよう、信用できる企業と取引をしたいところです。これはショッピングでも同様。あやしいECサイトでショッピングをしないこと。