更新: 2020/11/13 18:01 坐骨神経痛 (ざこつしんけいつう) 原因と特徴 座骨神経に沿ってお尻から脚にかけて起こる痛みやしびれの総称です。その症状は、「座っているときにお尻がジーンと痛くなる」「歩行時に、お尻から太ももの裏側や外側にかけて痛みを感じる」などと表現されることが多く、長時間立っていたり長い距離を歩いたりすることで痛みが生じる間欠跛行(かんけつはこう)の症状もあらわれます。坐骨神経痛を引き起こす病気としては、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの脊椎疾患、腫瘍、内科系疾患、婦人科系疾患などです。 治療 原因となる疾患が多岐にわたるため、原因に合った治療方法が選別されますが、第一選択としては、消炎鎮痛剤などを使った薬物療法などによる保存的治療が基本となります。 主な症状 お尻からふくらはぎにかけて痛む しびれる ふくらはぎの外側や足の甲から親指にかけて痛む 座っているときに痛みがある 監修 前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ) グランプロクリニック銀座院長 関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。 https://granpro-clinic.com/ from 手足のしびれ症状の病気一覧 逆引き病気事典トップに戻る