ウイルスや細菌などに感染することで発症する病気を、まとめて感染症と呼びます。感染経路によって病気の種類が異なることが多く、感染者との接触による接触感染ではとびひや梅毒、淋病、破傷風など。感染者の咳・くしゃみで飛び散ったしぶきを吸い込む飛沫感染では、インフルエンザや百日咳、マイコプラズマ肺炎など。空気中にただよう病原体を吸い込む空気感染では、結核や麻疹、水疱が一般的で、汚染された水や食品、血液、虫などを介して感染する媒介物感染の場合、コレラや食中毒、ウイルス性肺炎、マラリアなどが挙げられます。
感染症
原因と特徴
治療
細菌による感染の場合、抗生物質や抗生剤などの抗菌薬を用いて治療が行われます。感染症の種類によって、抗菌薬を内服する量や期間、組み合わせが変わりますが、処方薬を正しく服用することが大切です。