膠原病 (こうげんびょう)
原因と特徴
免疫機能のバランスが崩れることで引き起こされる自己免疫疾患です。その原因は遺伝や紫外線、感染、ストレスなどです。膠原病は関節リウマチや全身性エリテマトーデス、ベーチェット病、強皮症、皮膚筋炎などの病気の総称であり、生じる症状によって疾患が異なりますが、体内のコラーゲンに対して慢性的な炎症が起きることが原因です。
治療
一般保険治療では、炎症反応をコントロールするステロイド薬や免疫抑制薬が使われます。関節の痛みがある場合は、鎮痛剤を使用することもあります。膠原病は対症療法で症状を一時的に抑えても、再発することがあるため、早めに治療を受けるだけでなく、かかりつけ医への定期的な受診や、長期的に経過観察を行うことが治療におけるポイントです。