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足首にある距骨を整えて、ぐっすり眠るための3つのセルフマッサージ法。

距骨(きょこつ)という耳慣れない骨が、全身の不調に関わる、と今話題。睡眠にも影響するそうで、自分で整える方法を教わった。

撮影・中島慶子 イラストレーション・川野郁代 文・石飛カノ

3つのセルフマッサージで距骨を整える。入浴中に行えば、副交感神経モードに。

距骨の歪み調整は自分でも行うことができる。足指、くるぶし、かかと。3つの部位のマッサージを毎日続けていけば、必ず快眠につながるはず。
「セルフマッサージのベストタイミングは、やはり入浴中。水圧の力を借りてリラックスすれば、副交感神経モードに切り換わりやすくなります」

【足指】日中、靴の中に閉じ込められ、こわばった指全体をほぐす。

《1》ふだん、靴に閉じ込められて固まっている足指を開いてマッサージ。親指と他の指を手で引き離して戻すを5回繰り返し。
《1》ふだん、靴に閉じ込められて固まっている足指を開いてマッサージ。親指と他の指を手で引き離して戻すを5回繰り返し。
《2》次に人さし指と中指を5回引き離す→中指と薬指を5回引き離す→最後は小指と他の指を5回引き離す。
《2》次に人さし指と中指を5回引き離す→中指と薬指を5回引き離す→最後は小指と他の指を5回引き離す。
《3》親指と人さし指を片方の手で引き離し、同時にもう片方の手で薬指と小指を引き離して両側に5回引っ張る。
《3》親指と人さし指を片方の手で引き離し、同時にもう片方の手で薬指と小指を引き離して両側に5回引っ張る。
《4》親指を片方の手で、小指をもう片方の手で5回引っ張って伸ばす。すべての足指に隙間ができるよう。反対の足も1から同様に。
《4》親指を片方の手で、小指をもう片方の手で5回引っ張って伸ばす。すべての足指に隙間ができるよう。反対の足も1から同様に。
《1》ふだん、靴に閉じ込められて固まっている足指を開いてマッサージ。親指と他の指を手で引き離して戻すを5回繰り返し。
《2》次に人さし指と中指を5回引き離す→中指と薬指を5回引き離す→最後は小指と他の指を5回引き離す。
《3》親指と人さし指を片方の手で引き離し、同時にもう片方の手で薬指と小指を引き離して両側に5回引っ張る。
《4》親指を片方の手で、小指をもう片方の手で5回引っ張って伸ばす。すべての足指に隙間ができるよう。反対の足も1から同様に。

【くるぶし】距骨が奥にあるくるぶし。ふだんの緊張を解放。

《1》外くるぶしの真下の部分に両手の人さし指と中指を重ねて当てる。内くるぶしの真下の部分には親指を重ねて当てる。
《1》外くるぶしの真下の部分に両手の人さし指と中指を重ねて当てる。内くるぶしの真下の部分には親指を重ねて当てる。
《2》外くるぶしと内くるぶしの真下をしっかり押さえたまま、足首を内側に向かって5回まわす。足首全体をまわすように。
《2》外くるぶしと内くるぶしの真下をしっかり押さえたまま、足首を内側に向かって5回まわす。足首全体をまわすように。
《3》指を重ねる位置を再度確認。両手で輪っかを作るようにして、外くるぶしと内くるぶしの真下をしっかり押さえる。
《3》指を重ねる位置を再度確認。両手で輪っかを作るようにして、外くるぶしと内くるぶしの真下をしっかり押さえる。
《4》今度は足首を外側に向けて5回まわす。内まわしと外まわし、まわしにくいほうは倍の回数まわす。反対の足も1から同様に。
《4》今度は足首を外側に向けて5回まわす。内まわしと外まわし、まわしにくいほうは倍の回数まわす。反対の足も1から同様に。
《1》外くるぶしの真下の部分に両手の人さし指と中指を重ねて当てる。内くるぶしの真下の部分には親指を重ねて当てる。
《2》外くるぶしと内くるぶしの真下をしっかり押さえたまま、足首を内側に向かって5回まわす。足首全体をまわすように。
《3》指を重ねる位置を再度確認。両手で輪っかを作るようにして、外くるぶしと内くるぶしの真下をしっかり押さえる。
《4》今度は足首を外側に向けて5回まわす。内まわしと外まわし、まわしにくいほうは倍の回数まわす。反対の足も1から同様に。

【かかと】体重を支持するかかとをしっかり解きほぐす。

《1》距骨を支えるかかとの骨の位置を調整。足のかかとを片方の手で掴む。手のひら全体でしっかりかかとを包み込むように。
《1》距骨を支えるかかとの骨の位置を調整。足のかかとを片方の手で掴む。手のひら全体でしっかりかかとを包み込むように。
《2》手の力を使ってかかとを内側と外側、交互に10往復動かす。足の裏が見えるくらい大きく動かすこと。反対の足も1から同様に。
《2》手の力を使ってかかとを内側と外側、交互に10往復動かす。足の裏が見えるくらい大きく動かすこと。反対の足も1から同様に。
《1》距骨を支えるかかとの骨の位置を調整。足のかかとを片方の手で掴む。手のひら全体でしっかりかかとを包み込むように。
《2》手の力を使ってかかとを内側と外側、交互に10往復動かす。足の裏が見えるくらい大きく動かすこと。反対の足も1から同様に。
距骨調整についてもっと詳しく知りたいという人は、こちらのムックを参考に。『距骨を整えれば不調が治る!』マガジンハウス 722円
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志水剛志(しみず・たけし)●柔道整復師。東京・赤坂にあるサロン「フォルトゥーナ」と神奈川・茅ヶ崎の治療院「壱番館整骨院」代表。25歳の時、距骨に着目し、10年かけて“距骨調整”を確立。

『クロワッサン』977号より

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