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なれる…かはわからないけれど、こうありたい。【編集部こぼれ話】

10月10日発売の『クロワッサン』1127号「更年期からの女性の健康。」特集号のこぼれ話をお届けします。

「更年期からの女性の健康」をテーマに、女性ホルモンのこと、健康診断のこと、骨を強くする食生活のこと…などさまざまな心身の変化について紹介した今号。その中でも、女性の心身に密に関わるひとつとして、「大人の性生活白書」というページを作りました。

モヤモヤしている人のリアルボイス、とっておきの体験談…など40~60代の方300人にとった大アンケートも興味津々の結果になりましたが、インタビューにお答えいただいたおひとり、原田純さん(出版社「径書房」代表)のことが、ひときわ印象深く心に残っています。

原田さんは、現在70歳。二度の離婚を経てさまざまな葛藤を乗り越え、なんと64歳のときに現在のパートナーに出会い、27年ぶり(!)にセックスをされた、というご経験の持ち主。

詳しくは本誌インタビュー記事に譲りますが、お会いした時の破顔ともいうべき大きな笑顔、そして明るく前向きなパワーにまず圧倒されました。

そして…ええと、お隣にいらっしゃる方はマネージャーさんですか?「いえ、娘です」。えええ!!! 今日はお母さまに性生活のことを赤裸々に伺う予定ですが、大丈夫ですか…? 「いやいや、全然大丈夫ですよ~。ほぼ把握していますから」。

原田さんの著書。ご自身の葛藤や心身の変化も分かり、きっと励まされる方も多いであろう2冊です。
原田さんの著書。ご自身の葛藤や心身の変化も分かり、きっと励まされる方も多いであろう2冊です。

すごい、すばらしい母娘だ! 自分に置き換えたら卒倒している。…いや待てよ、なんで卒倒しなきゃいけないんだろ。いつからタブーと捉えて思考停止しているんだろ、と、はたと気づく。

自分が原田さんのようなオープンさを持てるか‥はまだ自信がないし、原田さんのように70歳で現役です!となりたいのか否かすら想像がついていないけれど。でも少なくとも “自分が納得していて幸せ”を目指そう。

仕事もしたいし新しい趣味もしたい、まだまだやりたいことがたくさんあるんですよ!と少女のようなキラキラとした瞳で話す原田さんを前に、“いつも心にミニ原田さんを”と思ったのでした。

(編集N)

なれる…かはわからないけれど、こうありたい。【編集部こぼれ話】

10月10日発売の『クロワッサン』最新号は「更年期からの女性の健康。」

40~60代の女性の心と体は、何度目かの大きな変化の真っただ中にあります。ホットフラッシュやめまい、むくみなどの更年期症状がおこったり、年々体力が落ちているなと実感したり、体力が落ちれば気力も削がれて……。45〜65歳の女性300人に実施したアンケートでも、「10年前に比べて体の変化を感じる」と答えた人は73%以上という回答でした。
今号のクロワッサンは、そんな更年期以降の女性の健康について、あらゆる角度から総力取材。気になる女性ホルモンのこととその対処法、手指のしびれや変形などのこと、骨を健康にする食生活から、ちょっと聞きづらく思ってしまうようなデリケートゾーンの悩みまで。変化の荒波を、時にかわし、時に乗り越えて、心身ともに健やかに過ごすためのヒントが満載です。

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