セルフケアで心身を癒す、引田かおりさんの夜のご褒美タイム。
一日を締めくくる夜時間。心身を癒やすためにどんなことをしているのか。
撮影・黒川ひろみ 文・長谷川未緒
自分ファーストで体をケアするご褒美タイム。
東京・吉祥寺でパン店とギャラリーを営む引田かおりさんは、夜時間をセルフケアに当てている。宅配便も来ないし、電話もかかってこないため、誰にも邪魔されずにできるからだ。
「しっかりストレッチをしたら、読みかけの本を読んだり、韓国ドラマの続きを観たりするのと同時に、パックや頭皮マッサージ。手足のお手入れも念入りにしますよ。特に手は人から見られますし、自分の目にも入るので、きれいにしていると気分が上がります」
以前はなかなか自分のためだけに時間を使えなかったが、今はこの時間がご褒美タイムで、メンタルの健康にもつながっているという。
「自己肯定感が低く『私なんてまだまだ……』と思いがちでしたが、『今日もよくがんばった!』と自分をほめながら労ることで、ありのままを認められるように。これからも自分を優先させるこの時間を大切にして、幸せに満たされたいですね」
韓流ドラマを見ながら手足のスペシャルケア。
大好きなドラマ観賞をしつつ、「エオラ」の手用・足用パックを。「肌がすべすべになります。ヘッドマッサージをしたり、顔パックをすることも」
一日家事をがんばった手肌のケアを念入りに。
家事が一段落した夜時間に手のケアを。ハンドケアブランド「ベリュマン」のローション、美容液、クリームで保湿し、お気に入りのネイルを塗り、「レミオ」のアロマオイルを手につけて深呼吸することで、快眠に。「手をきれいに整えると明日を迎えるのが楽しみになります」
『クロワッサン』1123号より