夏に飲みたい、4つの自家製ドリンク。
撮影・青木和義 イラストレーション・白尾可奈子 スタイリング・中里真理子 文・嶌 陽子
レーズンプーアール茶
体力不足を補い、むくみを解消するレーズンのほのかな甘さが味のアクセントに。プーアール茶はお腹を温めてくれるほか、消化を促したりむくみを解消したりする作用があり、ダイエットティーの代表でもある。
【材料(2人分)】
プーアール茶のティーバッグ 1個
レーズン 5〜10粒
湯 250〜300ml
【作り方】
1.レーズンを手で半分ほどにちぎってカップに入れる。
2.ティーバッグをポットに入れ、湯を加えて3〜4分蒸らし、1のカップに注ぐ。
梅生姜玄米茶
胃腸をケアしたいなら緑茶より玄米茶がおすすめ。体の熱を冷ます緑茶の作用を残しつつ、炒った玄米が胃腸を助けて湿気を取り除いてくれる。胃腸を整える梅干しや温める生姜も加えて、ほっとするドリンクに。
【材料(1人分)】
玄米茶(茶葉)3〜5g
梅干し(小)1個
生姜汁 2滴
湯 120〜150ml
【作り方】
1.カップにほぐした梅干しと生姜汁を入れる。
2.急須に玄米茶を入れて湯を加え、3〜4分蒸らし、カップに注ぐ。
バナナ甘酒
どうしても甘いものが飲みたいときは、発酵食品や果物を活用して。腸内環境を整え消化を促す甘酒と、体の余分な熱を冷ますバナナが好相性。やさしい甘さにレモンの酸味が加わったすっきりとした味わい。
【材料(2~3人分)】
バナナ 1本
甘酒 100ml
豆乳 150ml
レモン汁 小さじ1/2
シナモンパウダー 適宜
【作り方】
1.ミキサーに皮を剥いたバナナを手で一口大にちぎって入れ、甘酒、豆乳、レモン汁を加えてなめらかになるまで撹拌する。
2.カップに注ぎ、好みでシナモンをかける。
ハイビスカス・ローズヒップ・ミントティー
ハイビスカスとローズヒップは暑さを取り除く作用があるほか、ハイビスカスには消化力を上げる働きも。同じく暑さを取り除くミントやレモンの爽やかな風味も合わさって、暑いときに飲むとさっぱりする。
【材料(2人分)】
ハイビスカス・ローズヒップティーのティーバッグ(ブレンド)1個
フレッシュミント 適量
レモンの輪切り 1枚
湯250〜300 ml
はちみつ 適宜
【作り方】
1.はちみつ以外の全ての材料をポットに入れ、湯を加えて3〜4分蒸らす。
2.カップに注ぎ、好みではちみつを加える。
『クロワッサン』1121号より