シンガポールチキンライス風【胆汁酸ダイエット・インディカ米やみつきレシピ】
挫折しない一番の秘訣は、繰り返し作りたいお気に入りを増やすことです。
やせるだけでなく、体調もよくなるのを実感してください。
撮影・青木和義 文・韮澤恵理 料理・落合貴子
【普段と違うエスニックにも、スープなどのとろみにも。】
シンガポールチキンライス風
【材料(2~3人分)】
長粒米(生米)…… 1合
鶏もも肉 …… 1枚
生姜 …… 1/2片
塩、こしょう …… 各少々
サラダ油 …… 大さじ1
鶏がらスープの素 …… 小さじ1/2
パクチー …… 適量
レモン …… 適量
スイートチリソース …… 適量
【作り方】
1.鶏肉は厚みのあるところに切り込みを入れ、全体に塩、こしょうをふる。生姜はせん切りにする。
2.炊飯器に長粒米と水260ml、サラダ油、スープの素、生姜を入れてよく混ぜる。
3.鶏肉は皮を下にして米の上にのせ、普通に炊く。
4.鶏肉を取り出して食べやすい大きさに切り、チキンライスと共に皿に盛る。パクチー、くし形に切ったレモンを添え、スイートチリソースをかける。
こんなにある長粒米。
日本では米といえばジャポニカ米ですが、世界ではパラリとして香りがある長粒米が主流。ゆでる、蒸す、煮るなど、調理法も幅広く、タイ産、インド産のほか国産も流通しています。インドのバスマティライスはとくに細長くて香りがいい。
胆汁酸ダイエットとは
おすすめの5つの食材をしっかり食べて新鮮な胆汁酸を増やし、脂肪細胞を直接刺激して燃える体を作る胆汁酸ダイエットは、慶應義塾大学政策・メディア研究科 教授の渡辺光博さんが発案したメソッド。
「胆汁は、肝臓で作られて、胆たん嚢のうに蓄えられ、人が食事をすると、消化を助けるために分泌される消化液です。とくに脂質を乳化して小腸から吸収しやすくするのが胆汁の役割。その主成分が胆汁酸なのです」(渡辺さん)
胆汁酸ダイエットを成功に導く5つの食材
【杜仲茶】
アスペルロシドの働きで再吸収を抑え新しい胆汁酸を作る(3gの茶葉を煮出して1日1リットル)
【長粒米(インディカ米)】
難消化な高アミロースで食物繊維のように働く(1週間に2回、1回150g)
【もち麦】
β-グルカンが腸を掃除、血糖値も上げにくい優等生(1週間に3〜5日、ごはんなら150g、フレークなら50g)
【納豆】
粘りは食物繊維フルクタン。大豆は消化のいいたんぱく質(毎日に1〜2パック)
【海苔】
良質な食物繊維が腸を掃除。ポルフィランが胆汁の劣化防止(毎日全型2枚)
『Dr.クロワッサン おなかが凹む胆汁酸ダイエット。』(2021年4月13日発売)より。