美容家・小林ひろ美さん直伝、毛穴レスな肌を実現する技。
撮影・天日恵美子(人物)、久々江 満(商品) ヘア&メイク・鈴木 翠 構成&文・片岡えり
小林ひろ美さん直伝、毛穴レスな肌を実現する技。
キメ細かくふっくら柔らかで、毛穴の存在を感じさせない美容家・小林ひろ美さんの肌。とはいえ毛穴が気になるときもあるそう。
「お手入れ不足、寝不足、過度なストレスが3大要因です。マスク生活で表情筋を動かさなくなり老廃物が溜まって毛穴が広がったという人も。洗顔、保湿のほか、ほっぺたを軽量化するマッサージも有効です」
極意1【時間差洗顔】
顔には汚れが溜まりやすい部分、乾燥する部分が混在し、最適な洗い方は異なります。
「力は変えずに、洗う時間に差をつけましょう。しっかり洗いたい部分を先に、時間をかけて」
まず皮脂が多くざらつきやすい鼻、小鼻、口周り(1)。1に洗顔料をのせたまま、次に眉間から額(2)、最後に目元、頬、フェイスライン(3)をさっと洗い、一気にすすぐ。
極意2【L字で毛穴補正塗り】
ビタミンC美容液など毛穴にしっかり効かせたいコスメは、塗り方をひと工夫。「たるみ毛穴は下向きなので、浸透させたいコスメは毛穴を上向きに補正してからなじませます」
(1)手でL字を作り、人差し指を生え際、親指を耳の裏側に当てる。頬をこめかみ方向に引き上げ、毛穴を上向きに。
(2)引き上げた状態のまま毛穴に美容液を逆の手で塗り込む。指先で優しくあらゆる方向から攻めるように。
極意3【マッサージ+ 蒸しタオルで 肌をソフトニング】
巡らせてほぐし、温めて、浄化もできるマッサージ&タオル蒸しを週1回程度。「肌がごわついて硬くなったり、頬が重く感じたタイミングで。開き毛穴、たるみ毛穴におすすめ」
(1)マッサージクリームやオイルをたっぷり塗って指の腹でくるくる。老廃物が溜まり硬くなる小鼻から頬、輪郭は丁寧に。
(2)41〜42度ホットタオルを作り、両手のひらで包み込むように顔全体を温める。季節や室温で異なるが30秒〜1分程度。
(3)クリームやオイルをタオルで優しく拭き取る。特に小鼻の横は念入りに。中央から外側に流すようなイメージ。
【使ってよかった、小林さんおすすめ毛穴美容対策。】
「ロバミルクの栄養を軽やか感触で」
「クリームの概念が変わるなめらかな質感。ハリが出てタイトに」。高濃度のロバミルクに3Dヒアルロン酸やゴールドコラーゲンを加え弾力アップ。清らかな香りも心地いい。
「こわばる肌を温めてほぐす」
「汚れが出やすく、成分は入れやすくなる美顔器。否が応でも浸透します」。美容医療の技術に着目。美容成分を角層深く導入し、保湿、引き締め、汚れ除去など6つのモードを搭載。
「酵素・炭・泥ですっきり取る!」
「週2〜3回の中掃除。毛穴のブラックヘッドも取れてシャキッと仕上がる」。潤いを守ったまま、酵素、炭、吸着泥配合のパウダーでオフ。個包装で1回の使用量がわかりやすい。
「潤いとツヤで毛穴を目くらまし」
「潤いで満たしてツヤを巡らせ、内側から水分でふくらむような感覚。使い続けやすい価格もおすすめ」。コラーゲンを研究し尽くした技術と成分で、もっちり高密度なツヤ肌を育てる化粧水。
「使い心地のいいビタミンC」
「パリッと乾かないオイルのようなテクスチャーが好き」。水も油も含まず、高濃度のピュアなビタミンCを必要なところに届けるためのシンプルな成分を追求。なめらかさとハリがアップ。
「摩擦レスにマッサージ できる」
「クリームが厚みを持ったままキープし、こすらずにマッサージできる。顔立ちまで変わるよう」。肌深部にアプローチするために開発。爽やかな花の香りも拭き取り後の潤いも幸せな気分に。
\ 肌が硬いと毛穴が目立つからいつももっちり柔らかく!/
『クロワッサン』1064号より