44歳のいま、いちばん肌の調子がいい。石井美保さんの「こすらない」美肌メソッド。
解決策は、メイクよりまずはスキンケア!
素肌が本来持つ力を呼び覚まして、みずみずしく艷やかな肌(ベース)作りを目指そう。
撮影・天日恵美子(モデル)、久々江 満(商品) スタイリング・青木宏予 ヘア・大野朋香(air/石井さん) ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER/モデル) モデル・安宅葉奈 文・今井 恵
石井メソッドは「こすらない」スキンケア。
こすらない洗顔を実践し、肌が上向いた石井さん。
具体的な方法を聞くと、
「薄いメイクの日、濃いメイクの日があると思うのですが、どちらも同じクレンジング剤を使いがち。濃いメイクならオイルでしっかり落とすほうが肌を余分にこすらずにすむのでいいと思います。
でも今は時代的にもファンデーションは薄づき。薄いメイクなら、洗浄成分が控えめなもので押し洗いのほうが、肌にいいと気づいたんです」
石井さんが自ら使いたいと開発したのは、ダブル洗顔不要の泡タイプのクレンジング。
「泡での押し洗いなら、肌をまったくこすらずに汚れを落とせます」
石井メソッドでは、肌と手のひらの摩擦を避けるため、泡の量はメーカーが定める適量より多めを推奨している。
「指を横にすべらせたり、くるくるする必要もなし。ポイントメイクは専用品でこすらず落とし、クレンジングを使うときも、指に力をいれず、赤ちゃんの頭をなでるぐらいのやさしさで」
唯一こするのは”角質ケア”。
年齢とともに肌のターンオーバーが衰え、洗顔だけでは余分な角質が落ちにくくなる。そこで週に1〜2度、ざらつく部分やファンデーションがのらないところを角質ケアするとよい。
(石井メソッド 1)ポイントメイク落とし
[アイラインは綿棒を押し当て、マスカラはつまんでするん。]
【1】アイラインを落とす際は、綿棒にクレンジングウォーターをたっぷり含ませて目の際に軽く押し当て、こすらずに綿棒でメイクを吸い取るように
【2】マスカラは基本お湯でオフできるものを選ぶ。お湯で濡らした指先でまつ毛をはさむだけでも充分落ちる。
(石井メソッド 2)クレンジング&洗顔
[たっぷりの泡で垂直に押し、泡の圧で汚れを押し出す。]
【1】なるべく濃密でへたらない泡が理想。両手のひらにたっぷり泡をのせたら、手で泡を皮膚に対して垂直にモフモフと押して、メイクや汚れを押し出す感じで。泡はメーカー推奨の量より多めが石井流。
【2・3】額、あごやあご裏、目の周りも押し洗い。
(石井メソッド 3)すすぎ
[ぬるま湯を手ですくい、肌にやさしく当てる×30回。]
ぬるま湯を手ですくい、顔の正面に当てる×10回。手は顔に触れず、ぬるま湯だけを当てる感じ。次に顔を横に向けて左右5回ずつ。額とあごも各5回。すすぎ残しをチェック。
「指や手のひらで、こすらないでね。」
[ポイントメイク落とし]
[クレンジング]「しっかりメイクの日はクレンジングをプラス。」
[洗顔]
[タオル]
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