35kg減を実現した日テレ安村直樹アナ、ダイエット成功談と秘蔵過去写真。
撮影・中島慶子 文・菅野綾子
【-35kg】「ぽっちゃりキャラを捨てた今、言葉で認められるようになりたい。」
「自分でもまだ見慣れないです」と本人も言うとおり、テレビに登場するたび、「誰だかわからなかった!」 「このイケメン、誰?」など、その変貌ぶりがSNSなどで話題になっている日本テレビアナウンサーの安村直樹さん。2019年4月から’20年7月にかけて、なんと35kgもの劇的な減量に成功したという。
「きっかけは、’20年に予定されていた東京オリンピックのリポーターを任せていただいたこと。アスリートにインタビューをする以上、自分もきちんとした体で挑みたいと思ったんです」
こうして、“オリンピック開会式の’20年7月24日までに95kg→60kg”という目標を立て、ダイエットを開始。
「昔から太りやすい体質だったので、僕の人生はダイエットと共にありました。でもこれまでは短期間で一気に体重を落とすという方法を選んでいたせいか、リバウンドしてばかり。今回は初めて、1カ月3kg減を目標に長期的にのんびりやることにしたんです」
食事においては白米を玄米に替え、量も半分に。お酒や揚げ物は断ち、夕食は18時までに済ませるという生活に。
過去の失敗を生かして “頑張らない”をルールに。
「主に食べていたのは刺し身や焼き魚。今までは無理を強いて失敗してきたので、自分が好きで太らない食べ物はなんだろうと考えた結果です。魚だったらいくら食べても嫌じゃないし、頑張りすぎている感じもしなくていいなと」
運動も“頑張らない”のがルール。
「2月まで1日2万歩を目標に散歩をしていたのですが、ステイホーム中は1日2時間、家でフィットネスバイクをこいでいました。その時間も“頑張っている時間”にならないよう、必ず大好きなゲームや映画、漫画などを楽しみながら行うようにしていましたね」
その結果、なんと期限1日前の7月23日に目標体重の60kgを達成!
「痩せてよかったのは服を楽しめるようになったこと。先日、生まれて初めてスキニージーンズを買ったんです。今日のこのスーツも痩せてから作った憧れのスリーピースですが、チョッキを着られるようになったことがうれしくて(笑)。日々の生活も楽になりましたね。太っている時は何をするのも億劫だったのが、今は一つ一つの動作が軽やかに。その変化はうれしいです」
ダイエットへの挑戦は、仕事に対する姿勢を見直すきっかけにも。
「これまでは“ぽっちゃり”というキャラクターに助けられている部分もありました。でもそれを捨てたからには、アナウンサーの原点に立ち返り、言葉で認められるように頑張りたいです」
ぽっちゃり半生を振り返るアルバム
(1)「赤ちゃんの頃からぷくぷくでした」。
(2)小5の時は、わんぱく相撲全国大会に東京都代表として出場も。
(3)「人生で一番色気づいていた時」と語る、現在の体形に最も近い中学時代の写真。「今も携帯の待ち受け画面にしている憧れの櫻井翔さんの髪型を真似てました(笑)」。
(4)大学時代。「運動量より食事量が上回っていたので、ラグビーをやりつつもぽっちゃり体形に」。
(5)日本テレビ入社時。「学生時代についていた筋肉が全部脂肪に変わってしまいました」。
(6)’19年の1月。「人生で一番太っていた時期。178cmで95kgありました」
『クロワッサン』1037号より