【試して納得】大人のカジュアルスタイルにぴったり、タートルネックの丸胴カットソー。
撮影・中島慶子 文・板倉ミキコ
数年前に見つけたのが、着心地が良いけどだらしなく見えない優秀なコットンカットソー。
いい塩梅の抜け感が演出できる、大人のカジュアルスタイルにぴったりなアイテムです。さらに嬉しいのが、同コンセプトでデザイン違いが揃うこと。半袖から始まり、8分袖、袖なしとシリーズは増え続け、今回仲間入りしたのが長袖のタートルネックでした。
首元にポイントがあるタートルネックは、シンプルだけど実は存在感があるトップス。コーディネイトに、マニッシュなニュアンスを加えてくれるのが個人的に好きなところです。
一枚でミニマムに着るのはもちろん、シャツやジャケットと重ね着したり、スカーフやネックレスでアレンジすれば、着こなしのバリエーションが広がっていきます。
でも、首回りは結構センシティブ。繊維のチクチクした感じが気になる人も多いと思いますが、こちらは肌触りの良さを追求した綿の極甘撚糸を100%使っているので、不快感はありません。さらに、ぴったりし過ぎずゆる過ぎず、ちょうどいいフィット感なのです。
タートルネック部分を折ってすっきり見せてもいいですし、伸ばしたままクシュっとニュアンスを出してもいいでしょう。既存の半袖や8分袖より、さらにファッション性とキチンと感を高められる一枚です。
私にとっては定番のカットソーのタートルネック版なのですが、初めてこの商品をご覧になる、という方向けに生地の良さをご説明いたしましょう。
“極甘撚糸”とは、字の通り最大限ふんわり撚った糸のこと。この糸で織ると伸縮性よく、洗濯を繰り返しても型崩れしにくい生地ができるのです。さらに、ストッキングのようにぐるりと丸く編み上げる“丸胴”という製法だから、腰回りに縫い目がなく、洗濯表示タグも購入後に取り外せるよう外側に縫い付けてあるので、肌に当たる部分にストレスを感じません。
ゆとりのあるアームホールと袖幅、長めの着丈、体のラインを拾い過ぎない付かず離れずの身幅は、どんな体型でもおしゃれに着こなせる絶妙なバランス。ちょっと袖丈が長いのも特徴で、クシュっとたくし上げれば、着こなし上手な雰囲気を醸し出してくれます。
ニットより着用期間が長く、丸首カットソーよりカジュアル過ぎない……。色違いで揃えたくなるタートルネックのカットソーです。(ライターMikiko)
<商品概要>
■商品名
長袖丸胴コットンカットソー (タートルネック)(税抜 5,400円)
■販売:クロワッサンの店