マスクありきのメイクは、なだらか並行眉で好印象を作る。
「外出時には必ずマスク」の生活で、印象を決めるのは断然目元。アイメイクやケア法に気を配り、人を惹きつけるまなざしを手に入れて。
撮影・玉置順子(t.cube/モデル) 、久々江 満(静物) スタイリング・白男川清美 ヘア&メイク・岡田いずみ モデル・樹神 文・入江信子
好印象を作るのは、なだらか平行眉。
「マスクの上部のエッジは斜めのラインを描いているから、眉も上がったり下がったりと傾斜していると不安定に見えます。バランスよくするには、目に対してなだらかに平行な形に」とヘア&メイクアップアーティストの岡田いずみさん。
描くときはリキッドとペンシルのダブル使いで毛の勢いを表現し、フレッシュさにつなげる。「眉の上端は毛を1本1本、間をあけて描くと自然」
[STEP 1]リキッドで直線的な形に。
やや太め、直線のフォルムになるように、リキッドアイブロウで眉全体に色をのせる。眉の上端は毛を1本1本、隙間をあけて描くことで抜け感を出す。
[STEP 2]足りない部分はペンシルで。
毛が生えておらず、穴が空いて見える箇所や毛量の少ない眉尻には、繊細に描けるペンシルアイブロウを使う。毛のない部分をペンシルで描いて埋める。
斜めカットの毛先でスッと描け、白髪混じりの大人の眉も自然に色づかせる。汗にも強い。
芯が極細、クリーミーな描き心地だから狙いどおりの眉に。持ちのいいウォータープルーフ。
細い筆先とシアーな発色は、リキッドブロウの入門編としても最適。ツヤのある仕上がり。
適度な硬さの極細芯で、描くと毛が生えたよう。ベージュ系グレーは髪を染めていない人にも。
『クロワッサン』1033号より