【短い前髪編】マスク時代の前髪アレンジ術。簡単テクで垢抜ける!
アレンジで、おしゃれ度アップを!
撮影・天日恵美子(モデル)、久々江 満(商品) スタイリング・白男川清美 ヘア&メイク・面下伸一(FACCIA) モデル・KASUMI、竹厚 綾 文・片岡えり
くせ毛のように無造作な若々しい〝ふわくしゃ〟ヘア。
年齢とともに寂しくなりがちなトップと前髪にボリュームを出すと見た目の印象が一気に若返ります。「トップの髪も前側に持ってきて、根元を立ち上げるイメージです。寝起きのように無造作な抜け感がポイントなので特別なテクニックは不要。丁寧に仕上げる必要もありません」
[ポイント]
硬すぎないワックスを指先になじませて、まずは頭頂部あたりの髪の根元に揉み込んで立たせる。前髪も同様に指でつまんで、毛先をランダムな方向にクセづける。
内側にさりげなく差し込むワンデーカラーの赤。
洗えば落ちるワンデーカラーを活用し、ファッション感覚で楽しむアレンジ。「前髪の一部分だけに取り入れれば派手すぎないおしゃれ感で、顔の印象も明るく見えます。髪の色をミックスすることで白髪も目立ちにくいはず」。トップスやマスクとコーディネートするとさらに素敵に。
[ポイント]
前髪の内側の一列を薄く拾い、カラーフォームをのせたコームでとかす。地肌につかないよう根元は残しラフに入れてOK。乾いてから手ぐしで前髪全体となじませる。
シルク製のヘアバンドで年齢を感じる髪悩みも解決。
流行の兆しを見せているヘアバンドは、使いこなせれば大人の味方に。「根元の白髪が気になる時やボリューム不足で髪型がキマらない時に便利です。ただしパサついた髪は悪目立ちするのでヘアクリームやオイルでしっとり仕上げて」。視線を上に集めることでマスク印象も薄まりそう。
[ポイント]
へアバンドを素敵に使いこなす決め手は、前髪の分量調節。やや厚めに下ろすと若々しく見える。耳を出すとフレッシュな印象に、隠すとモード感がアップ。
『クロワッサン』1033号より