育毛の新習慣。土台づくりは「頭皮ケア」から。
何だか私、老けた――そんなふうに感じたら、「髪」が原因かも。ちょっとした習慣で、若々しさは取り戻せることがわかりました。カネボウ化粧品の鈴木佐恵子さん、美髪アドバイザー、毛髪診断士の田村マナさんにお話を伺います。
撮影・青木和義 ヘア&メイク・広瀬あつこ モデル・橋本まゆ 文・越川典子
【ルール3】毎日の地肌マッサージ習慣で血行促進。
「毛根にある“毛母細胞”は、体の中で最も活発に活動していて、そこから髪が生まれています。毛母細胞に原料を運ぶ働きを促進するのが血液。ですが、年齢を重ねるほどに頭皮が硬く、凝ってしまうんです」(鈴木さん)
しかも頭皮は、表情筋のように自分では動かせない。
「ですから、マッサージを毎日の習慣にして、血行を滞らせないようにしましょう」(鈴木さん)
そのときは「基本、手で行う」のがよいと田村さん。
「頭皮の凝り具合を感じながら、力の加減ができるからです。便利な機器の力を借りてもいいですね」(鈴木さん)
「1分でも、毎日、習慣づけましょう。こめかみを押すだけでも巡りはよくなります」(田村さん)
保湿でも育毛でも。美容液をつけたらマッサージで血行促進。
『クロワッサン』1015号より
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