唇、目元、頬に上質なツヤ。うるおい感はメイクでも作れる。
撮影・天日恵美子、久々江 満(商品) ヘア&メイク・千吉良恵子(cheek one) スタイリング・白男川清美 モデル・樹神
きれいにメイクしていても、唇に縦ジワが見えたり、目元や頰がカサカサしていては幻滅。
「今の季節は、念入りに保湿してからメイクをしても、午後になると乾燥して肌が不快に感じることもありますね。この時季はクリームベースのアイカラーやチーク、そして口紅もリキッドルージュを選んではいかがでしょうか」
と、ヘア&メイクアップアーティストの千吉良恵子さん。
保湿力の高い口紅も多いが、千吉良さんはリキッドルージュを選ぶ。
「乾燥だけでなく、痩せて縦ジワが出た唇も、リキッドなら溝を埋めるので、うるおうだけでなく唇がふっくらして女らしい口元になります」
そして目元にもクリームタイプを。
「クリームタイプのアイカラーはポイントメイクというより、ベースメイクの延長として考えてください。まぶたにツヤやうるおい感があると、顔全体がイキイキと見えます。よく二重にたまるのでは?と気にする方がいますが、最近のアイカラーはヨレにくく、万が一ヨレても、指でのばしてレタッチが可能です」
また、もっとも肌のうるおい感を演出するのは、クリームタイプのチークカラー。
「クリームタイプの一番の良さは表情にあわせて自然なツヤが出ること。みずみずしい肌を作りたいなら、クリームチークは欠かせません」
それぞれのパーツごと、千吉良さんが簡単な使い方をプロセスで伝授。
「年齢を重ねた肌には過剰なパール感よりツヤ感が上品。しかもツヤ=生命力なので、若々しく見えます」
千吉良さんのテクニックを参考に、あなたのメイクにうるおい感を!