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「ビジンサマレシピ」で作る、バナナと&シナモンのおからケーキ

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。

レシピ提供:中村恭子

「おから」は豆腐作りの工程で豆乳を絞った際に出る搾りかすのこと。

量産する工場ではおからは食用としてよりも飼料や肥料に再利用されることが多いようですが、消泡剤などの添加物を使わずに丁寧に大豆を煮て搾られたおからは貴重な食材、味わいはほのかに甘くしっとりとしてとても美味しいものです。

信州では今も全て手仕事で、薪で炊いた大豆を天然のにがりを使って固める豆腐作りをしているお店があります。
当然手間がかかり量産はできません。
しかしながら昔ながらの製法で作られた豆腐はこれが本来の味なのかと驚くほどの美味しさです。豆乳、おからも言わずもがな。

そのまま食べても甘みがあり美味しいですが、今回から4回にわたっておからのしっとりとした食感を楽しめるケーキのレシピをご紹介していきます。

美味しいおからが手に入ったら是非作ってみてくださいね。

バナナと&シナモンのおからケーキ

「ビジンサマレシピ」で作る、バナナと&シナモンのおからケーキ

今回はおからのシンプルケーキのアレンジレシピをご紹介します。

ココナッツオイルでソテーしたバナナにシナモンをまぶし生地に混ぜ込んで焼き上げます。
基本的な作り方はこちらを参考にしてくださいね。
https://croissant-online.jp/life/95587/

私の暮らす信州の蓼科高原では今日は朝から激しい雨が降っていましたが、ケーキの焼きあがった午後にはちょうど小降りとなり目の前の馬場では馬たちが水浴びを楽しんでいるような、そんなのどかな時間が流れていました。

「ビジンサマレシピ」で作る、バナナと&シナモンのおからケーキ

【材料(15cmの丸型1台分)】

[A]
地粉(国産小麦粉) 150g
ベーキングパウダー 8g
甜菜糖 60g
塩 少々

[B]
ココナッツオイル 60cc
豆乳(成分無調整) 160cc
おから 45g

[C]
バナナ1本
ココナッツオイル 5g
シナモン 適量

飾り用:バナナ 1/2本
レモン汁 少々

【作り方】

1.バナナは
1.バナナは
2.縦に4頭分にして長さ1cmに切る。
2.縦に4頭分にして長さ1cmに切る。
3.鍋にココナッツオイルを入れて火にかける。
3.鍋にココナッツオイルを入れて火にかける。
4.バナナを入れて軽くソテーする。
4.バナナを入れて軽くソテーする。
5.火を止めてシナモンを振り入れ
5.火を止めてシナモンを振り入れ
6.全体になじませる。
6.全体になじませる。
7.飾り用のバナナ1/2本は厚さ3mmくらいにスライスして変色防止にレモン汁を刷毛で塗る。
7.飾り用のバナナ1/2本は厚さ3mmくらいにスライスして変色防止にレモン汁を刷毛で塗る。
8.おからのシンプルケーキの作り方を参考に、粉類をふるいAの材料を合わせておく。同様に別のボウルにBの材料も合わせておき、AとB、バナナフィリングを合わせて生地を作る。
8.おからのシンプルケーキの作り方を参考に、粉類をふるいAの材料を合わせておく。同様に別のボウルにBの材料も合わせておき、AとB、バナナフィリングを合わせて生地を作る。
9.生地を型に流し入れたら飾り用のバナナを乗せて170度に余熱を入れたオーブンで45分程度焼く。
9.生地を型に流し入れたら飾り用のバナナを乗せて170度に余熱を入れたオーブンで45分程度焼く。
1.バナナは
2.縦に4頭分にして長さ1cmに切る。
3.鍋にココナッツオイルを入れて火にかける。
4.バナナを入れて軽くソテーする。
5.火を止めてシナモンを振り入れ
6.全体になじませる。
7.飾り用のバナナ1/2本は厚さ3mmくらいにスライスして変色防止にレモン汁を刷毛で塗る。
8.おからのシンプルケーキの作り方を参考に、粉類をふるいAの材料を合わせておく。同様に別のボウルにBの材料も合わせておき、AとB、バナナフィリングを合わせて生地を作る。
9.生地を型に流し入れたら飾り用のバナナを乗せて170度に余熱を入れたオーブンで45分程度焼く。

●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市…

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

生産者情報: 
「豆腐工房まめや」
http://tofu-mameya.com/
〒396-0304 長野県伊那市高遠町山室2326-1

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