【日本橋髙島屋S.C】百貨店と専門店、両方の魅力を備えた施設がいよいよ本格始動。
ニューオープンやリニューアルした施設、新緑を満喫できるレストラン、新しい東京の台所など、とびきりの新発見をお届けしましょう。
撮影・谷 尚樹 文・嶌 陽子 資料提供・AFLO
日本橋髙島屋S.C.
東京都中央区日本橋2-4-1(本館) TEL:03-3211-4111(代表) 営業時間:本館10時30分~19時30分(レストラン除く)、新館10時30分~20時(レストラン除く、一部の食料品・サービスは7時30分〜20時) 不定休
昨年9月に新館がオープンし、百貨店と専門店が融合した『日本橋髙島屋SC』が誕生。その後、屋上庭園の新設や売り場のリニューアルといった本館の改装が完了し、3月5日にグランドオープンしたばかりだ。百貨店らしい豊富な品揃えと専門店の個性、両方を味わえる場所は目新しい店もいっぱいで、じっくりと巡りたくなる。本館と新館の間にある歩行者通路〈日本橋ガレリア〉を歩くのも気持ちいい。
SEPTIÈME Brasserie & Bar(セッティエム ブラッスリー アンド バー)
食事からお茶、お酒まで。どんな用途にも応える店。
青山の人気レストラン『TWOROOMSGRILL|BAR(トゥー ルームス グリル・バー)』が手がけるモダンフレンチブラッスリー。ランチやディナー、アフタヌーンティー、バータイムと、どんな時間帯でも楽しむことができる。名物のステーキフリットをはじめ、オーダー後に焼き上げるマドレーヌなど、贅沢なメニューが揃う。クラシカルな雰囲気が漂う店で、優雅な時間を過ごしたい。
新館7F TEL:03-6262-3177 営業時間:11時~23時(22時L.O.)
DRESS UP CLOSET(ドレス アップ クローゼット)
さまざまなシーンを彩る旬のドレスに心が華やぐ。
3月に新しく誕生した売り場。結婚パーティー、同窓会、リゾートなど、シーンに合わせたドレスやアクセサリーが揃う。「ミュベール(髙島屋限定のドレスライン)」や「セルフポートレート」など旬の約30ブランドを国内外から厳選。価格も3万円〜20万円と幅広く、多彩な洋服は、見ているだけで楽しい。バイヤー・福場由実さんの着こなし(写真)も参考に。
本館3F 営業時間:10時30分〜19時30分
TOUCH & FLOW(タッチ アンド フロー)
時間を気にせずに過ごせる、大人のための文具店。
店の中央には、筆記具の試し書きができる広いコーナーが。「書くことで見つける上質な暮らし」がコンセプトの店には、万年筆やペン、ノートはもちろん、革小物、日用雑貨までが幅広く揃う。店内の数カ所には座って休める椅子も置かれ、ゆっくり過ごせる配慮がうれしい。企画展を開催するギャラリースペースもあり、いつ訪れても新しい発見がありそう。
新館5F TEL:03-6262-2854 営業時間:10時30分〜20時
THE BEST CHOICE(ザベストチョイス)
手みやげに最適。東京中の名店のスイーツが集結。
住宅街の中にある店など、普段はなかなか足を運べないエリアの人気スイーツが、ここに来れば手に入る。バイヤーが東京中をまわって集めたのは、老舗から最新の店までの約20店の洋菓子。おいしさだけでなく、パッケージの見た目の良さにもぐっとくる。自分のために買うのはもちろん、ここで手みやげを選んだら「センスがいい!」と一目置かれそう。
本館B1F 営業時間:10時30分〜19時30分
茶論 中川政七商店(さろん なかがわまさしちしょうてん)
買い物の合間に、抹茶と和菓子でほっとひと息。
現代のライフスタイルに合わせた新しい茶道の楽しみ方を提案する店。オリジナルのモダンな茶道具を販売する「見世」、体験稽古を含め、椅子に座って気軽にお茶の稽古ができる「稽古」、お茶とお菓子を楽しめる「喫茶」の3つの場で構成されている。スタッフがその場で丁寧に点ててくれる抹茶の味は格別。美しい季節の主菓子と一緒にいただくと、ほっとする。
新館4F TEL:03-5542-1144 営業時間:見世・喫茶10時30分~20時(喫茶19時30分L.O.)、稽古10時30分~21時
『クロワッサン』995号より
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