【換気扇の油編】見て見ぬふりしてきた汚れは、無駄なく、効率よく落とす。
いよいよ年末。見て見ぬふりをして溜まった我が家の汚れともサヨナラしなければ。気になるあの場所の、無駄のない賢い掃除法をプロに聞いた。
撮影・青木和義 文・板倉ミキコ
【キッチン3大見て見ぬふり 1】換気扇の油
時間×温度=洗浄力アップ。
[作業の流れ]つける→浮かす→こする
換気扇が汚れると換気効率が下がり、部屋中が油汚れでベタつき、臭いも溜まりやすくなる。換気力が弱いと電気代が余計にかかる可能性も。
「油とホコリが固まりやすい換気扇の掃除はけっこう厄介。洗剤の力を最大限に生かすため、温度と時間の組み合わせが大切。こびりついた汚れを落とすには、お湯を使うことで洗剤がパワーアップし、掃除時間を短縮できます」
ただ換気扇を外すときには要注意。
「外すだけでよかったプロペラタイプと違い、最近のレンジフードは複雑な構造をしているものが多いので、小さなビスや部品も無くさないよう、掃除後にちゃんと原状回復させましょう」
[使用する道具]
[! 注意点]
[手順]
[掃除前→掃除後]
[汚れをためないコツ]
[プロに頼んでみると…]
レンジフードのタイプや使われている素材を見極めた掃除を徹底し、分解できる部品は全て取り外し、間違いなく元に戻してくれるのがプロの知識と技。素人では手が回らない換気扇内部、取り外せないフードカバーの汚れもしっかり洗浄し、除菌までしてくれる。部品の取り外しや組み立てに自信がない人は安心して任せたい。
尾崎 真(おざき・まこと)●おそうじ本舗 商品・サービス開発責任者。ハウスクリーニングのプロ。掃除の技術を研究開発し、常に業界最先端のノウハウを生み出す。マスコミ出演も多数。 https://www.osoujihonpo.com
『クロワッサン』987号より
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